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自然排出

自然排出までの経緯を。

血などのグロイ記載もあるかもしれませんので、苦手な方は読まないでください。

そして経緯のあと、準備しておいた方がいいことなどを書きました。ご参考までに。

自然排出を選択してから、それがいつ起こるか、そして起こったらどんな感じなのか、いろんな方の体験記を読み漁り、本当にためになりましたし、救われましたので、私の経験もここに書き出し、もしかしたら、誰かの何かのためになるかもしれないと記録しておきます。

~経緯~

7/29 個人病院にて稽留流産と診断されました。

7/30 総合病院にて手術ではなく自然排出を勧められ、排出を待つことに。  7wで成長が止まっていると再度診断されました。

8/3 なんとなく、午後から生理痛のような軽い腹痛が。でも、特に出血などなし。

8/8 流産と診断されて、1週間が経過。

正午12時、ショーツに出血確認。茶おりではなく鮮血。腹痛はほぼなし。夜も昼用のナプキンで過ごせる程度の出血。

8/9 昼用ナプキンを付けて様子を見る。生理初日くらいの出血。腹痛はなし、倦怠感があり、情緒不安定

☆8/10(自然排出が起こった日です)

15時、ナプキンにけっこうな量の出血と何か塊のようなものがでてきた。うっというような腹痛。でも我慢できる痛み。

その後、一時間ほど、トイレに数回行き、夜ナプキンを装着。10分ほどでナプキンは真っ赤に。その状態が続いた。

16時、巨大なレバーのような塊が出る。出血はズボンまで。痛みはほぼなし。

ここで、ビデをしても全然意味がなくなる。なんと、毛に血液や塊が絡まり合った!(絶対に毛は短くするか、全部無くしておく、くらいの覚悟が必要)

その後、何度も塊が出て、そのたびにナプキンを変えて、を繰り返していました。

17時、ついに巨大な塊が出て、トイレから立ち上がろうにも立ち上がれなくなったのです。貧血です。便器に座っておくこともままならず、我慢の限界で、もうこれは誰かを呼ばないといけないと直感的に感じて、外出中の母に電話をかけました。このとき、夫が不在ということが本当に悲しく、悔やまれました。トイレの床に倒れこみ、立ち上がることもできず、そして、急に悪寒がして、震えてきました。母が帰ってくるまでの15分が永遠のようでした。今まで経験したことのないような、めまい、立ち眩み、脳が揺れているんです。ぐわんぐわんと。貧血で倒れるってこういうことなんだろうな、と冷や汗を流しながら、ボーっと考えていました。

結局、私は出てきた塊が何だったのか、全く見分けられませんでした。正直なところ、見ようともしませんでした、出血したらナプキンを変えて、という流れ作業をこなすことで手一杯だったんです。もしかしたら、貧血の直前の塊が胎嚢だったのかもしれません。5センチくらいの長い大きい塊でした。

しかも、こんな状態になりながらも、2歳の息子がそばにいるんですよ。でも、この時はなぜか、おとなしく一人で遊んでくれていたんです。本当によかったです。でも、あのとき、泣かれても、わめかれても、私は何もできなかったんですけどね(-_-;)

17時半前に母が帰宅し、とりあえず用意していたペットボトルのお茶を棚から取ってもらい飲みました。その後は息子の晩御飯やお風呂などはすべてお任せして、私は寝室に行き、横になりました。少しでも起き上がると、脳が揺れる・・・しんどいのに全く眠れませんでした。何も食べたくない。その夜は眠れたのか、眠れなかったのか、よくわからない感じでした。

ここまでが排出の日に起こったことです。

8/11 朝、いつものように起きることはできました。貧血はまだ少しあるが、起き上がることはでき、とりあえずシャワーを浴びました。昨夜はあの血だらけの悲惨な状態で寝ました。その後、朝食をとり、あとはずっと横になり、息子を見守りつつ、静かに過ごしました。夕方近くなると、少しは立って作業ができるようになったので家事をしました。親に頼ることはできたのですが、なんかやっていないと落ち着かなかったのかもしれません。それからは、血になるものを食べました。レバー、鶏肉、しじみ、などなど。そしてスープを必ず飲むようにして、冷たいものは控えました。東洋の考え方かもしれませんが、流産後、冷えは大敵です。腹巻は必須、夏にも関わらず長袖で過ごしました。

排出されたので、病院に電話をすると、「今日か三日後なら診れますよ」と言われ、さすがに今日は排出の翌日だし、自分で運転していく元気はなかったので、三日後の検診を予約しました。そして、驚いたのですが、出たものを持ってきてほしい、と言われたのです。そんなことは聞いていなかったのですが、出たものはほとんどナプキンに残っており、まだ捨てていなかったので、それを持参するように言われました。その場で医師と確認するからと。個人的には、もう見たくない代物なのでしたが、仕方なく持参しました。

8/13 病院にて、内診。少しだけ残骸があったようで、取り除いてもらいました。それとまだ少しだけ残っているけど、時期出てくるでしょう。と。そして子宮収縮剤を一週間分もらいました。持参したナプキンは…いらなかったのかも。一応、預かりましょうという言われました。なんなの、この感じ?と思いつつも、まあ、もう見たくなかったし、たぶん染色体異常だし、もうこうなってしまったものを、いろいろ原因追及しても仕方ないと思っていました。

お風呂は入っていいと言われました。遅めの生理が来たというくらいに思ってください、と言われました。お風呂に入れるのはとてもうれしかったので、聞いてよかったです。身体も温めた方が回復が早いと思っていましたので。

「もし、2カ月生理が来なかったなら、また病院に来てください。」と言われました。そして妊活もスタートできます。と。でも、相手がいないんですよ…

8/18現在、まだ出血はありますが、本当に少しです。身体はほぼ回復して、普通に生活できています。


まとめると、流産と診断されたのち、10日で自然排出されました。腹痛というよりも、大量出血による貧血が致命傷でした。

☆用意しておいたらいいもの☆

・大量のナプキン、夜用40センチ以上のモノ20枚ほど

・レジャーシートとバスタオル(出血多量でどこかに寝転ぶとき)

・携帯は常に手元に。貧血や痛みで動けなくなったとき、助けを呼ぶ用

・飲み物 

・排出されたものを取っておくなら、保管する用のジップロックなど

☆自然排出を決めたら☆

鮮血が出始めたら、外出はしない方がいいです。出先で対処できるものではありません!!仕事なんてもってのほかです。仕事がある人は手術を絶対にお勧めします。


もし、また流産になったら、私は今度は手術を選ぶかもしれない。それくらい、自然排出は辛かったです。子宮へのダメージは少ないのかもしれませんが。

流産すると、もうしばらくは、妊娠はいいかもなあと思ってしまいます。あんなに二人目は欲しいと思っていたのに。まあ、妊活したいと思っても、私の場合は夫が今単身赴任でいないので、妊活さえできないのです。そして、今度妊活がいつできるのかもわからないのです。いつ夫が帰ってこれるかわからないのです。こんなに辛いことはありません。

流産は精神的にも肉体的にも、とても辛く、しんどいものです。

でも、妊娠できたということは事実であり、38歳という年齢にもかかわらず、たったの1回で妊娠できたのは、やはりキセキと思います。夫が次、また帰ってきて妊活がスムーズにできるように、私は私でやれることを探してやろうと思います。みなさんのブログや体験を参考にさせてもらい。


これにて、私の自然排出体験記は終了です。


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