2023年5月11日、ChatGPTの対抗馬である生成系AI「GoogleBard」日本語版がリリースされました!!
CahtGPTが2021年までWEB上のデータでトレーニングされており、それ以降の情報は回答ができないことに対して、GoogleBardはWEB上の最新情報を元に学習しているので、業界分析・企業分析にも使えそうで期待大です!
以下リンクよりGoogleBardにログインできます。
■GoogleBardとChatGPTの違いは?
■その他、2023年5月時点の違いは、
・CahtGPTが2021年までWEB上のデータでトレーニングされており、それ以降の情報は回答ができないことに対して、GoogleBardはWEB上の最新情報を元に学習している。
・質問数上限なし
・GoogleBardは、GmailやGoogleドキュメントへのコピー機能が便利
・URLを貼付て要約させることができる
回答の精度については、これから様々な検証がされると思いますので、現時点でどちらが優れているとは言えないと思います。
先日ChatGPTを使って書いた記事をGoogleBardで試してみました。
■AI産業の定義を教えて
■AI産業の今後10年間の成長率は?
世界のAI市場規模は2027年にはどの程度になる?
前回ChatGPTは市場規模約29兆円の回答、、この辺は専門家によって色々な予測があるので、年間の成長率が20%~30%って考えておけば無難かな。
■では、日本のAI産業の市場規模を教えて
これもAIを活用した産業全体なのか、AIプレーヤーが稼ぎ出す金額なのか、の切り口によって見方は変わってくるので、金額より成長率は参考になりましょう。
■世界のAI産業の主要なプレイヤーはどこ
■日本のAI産業の主要なプレーヤーはどこ?
CahtGPTが上げてたトヨタ自動車とAIベンチャーの雄「PKSHA Technology」が出てこなかったのがちょっと残念。
■日本のAI産業は世界の競争に勝てる?
むむむ、、なかなか示唆に富んだ回答。
これはその通りで、日本企業で「投資が無駄になるかもしれないけどとにかくやってみよう」という実装にチャレンジしている会社は多くない印象です。ましてや官公庁なんか全然無いイメージです。
チャレンジの数=失敗の数、チャレンジの数だけ成長するので。
■日本のAI産業は、世界でトップクラスの技術力と研究開発力を持っている要因は?
GoogleBardさんはプリファードネットワークスが好きだね。
できれば上場企業の中からピックアップしてほしいよ。。
「豊富なデータ」は確かにその通りで、人口1億人を超える日本は先進国の中ではトップクラスに人口多いですもんね。人口もデータも豊富、官公庁とかのデータの公開が遅れている印象か。
■日本のAI産業の成長において、日本語という言語が壁にならない?
■まとめ
今回、ChatGPTとGoogleBardで前回と同じような質問をした結果は、
細かなデータや表現の違いがありましたが、致命的に異なる結果とはならなかったです。
GoogleBardのリリース当初、「間違った回答された」と酷評されましたが、改善されたのか、今回利用した感じでは、CahtGPTと同等程度の精度だと思います。
どちらも「WEB上の情報」からトレーニングしているため、同じような表現や回答になりますが、データの鮮度がGoogleBardの方が新しいため、一般ユーザーの利用ではGoogleBardのほうが好ましい気もします。
市場を真っ二つにする二大AIですが、すでにChatGPTはBingに搭載されたり、近々MicrosoftOfficeに搭載されるなど、実装が進むChatGPTが一歩リードしていますが、「最新情報を駆使した調査」にはGoogleBardも十分利用価値があると思います。