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【学校】通信制高校を卒業してよかったこと

こんにちは
からごーです
前回の自己紹介を読んでくださった方、スキを押してくださった方、ありがとうございました
すごく励みになりますね

今回は通信制高校を卒業してよかったことを書いていきたいと思います
当たり前のようなことしか書いていませんが、私にとっては大切な学びでした
そろそろ4月の入学手続きが始まる頃なので、もし誰かのスタートを後押しできたなら喜ばしい限りです

さて今回の記事は以下の構成になっています

30代で通信制高校を卒業してよかったこと3選

①自分に自信がついたこと

 よかったこと1つめは、自分に自信がついたことです。
 中学校に入学して間も無く不登校になった私は、自分がいわゆる中卒であることをひた隠しにして生きてきました。
趣味で繋がった友人同士や職場などのコミュニティで「どこの学校を卒業した」だとか「こんなことを授業で教わったよね」こんな話が出ると会話に参加できず非常に恥ずかしい気持ちになった記憶があります。
(最終学歴中学校卒業が恥ずべきという意味ではなく、このとき私が自分を認められていないがゆえの悩みです)

 そんな私が自分に自信を持てた理由は主に以下の3点です

  • 高校卒業資格を得たこと
     これで高校を卒業した者として社会に認められたという気持ちになりました。
    私は今の仕事にやりがいを感じているので、当面の間転職の予定はなく、この資格を使うことはありません。
    また給与が上がったなど社内でのメリットも特にありませんでした。
    それでも自分が胸を張って高校を卒業したと言える事実だけで十分でした。

     ※私は高卒認定の資格を取得済みでしたが、こちらを所持しているだけでは一般的に最終学歴は中学校卒業として扱われます

  • 勉強した実感を得たこと
     仕事の傍らで3年間まとまった時間を勉強に費やしたことは自信に繋がったと感じています。
    高卒認定の資格を取得した際は、お世辞にも真面目に勉強したとは言えず、勉強した実感は薄かったです。
    元来面倒臭がり、飽き性な人間なので、そんな自分でも頑張れたんだと認めることができました。

  • 青春を取り戻せたと感じたこと
     中学校3年間不登校の人間がいきなり社会に出たのですから、学生生活や青春なんてものとは無縁の人生でした。

     通信制高校には様々な年齢の方がいるとはいえ、10代の若い方が多いです。
    この歳(アラサー)で出しゃばってもよいのか、慎ましく勉強に励んだ方がよいのではないかと葛藤がありましたが、どうせなら全力で学生生活を謳歌することに決めました。

     具体的には生徒会活動など学校行事に積極的に関わることであったのですが、これをきっかけに大切な友人ができました。
    また生活体験発表大会という大会に出場し、結果的に大きな賞を賜ることができました。

    ②世の中の見方が変わったこと

     2つめは世の中の見方が変わったことです。
     具体的には、物事の成り立ちやこれからに思いを馳せることができるようになりました。
    というのも義務教育をまともに受けなかった私は、世の中のことが全く分かっていませんでした。
    コミュニケーションやマナーなどの振る舞いが分からないだけではないんです。
    たとえば草木を見ても、家電を見ても、それがどうやってできているのか、なぜそこにあるのか、考えもしませんでした。
    歴史的な建造物や自然も同じで、ただ光景として美しいくらいしか考えることがありません。
    まるで全てが他人事のように感じていました。

     高校で様々な科目を体系的に学んだ今では、少しだけですが世の中が鮮明に見えるようになったような気がしています。

    ③頑張り方が分かったこと

     3つめは頑張り方が分かったことです。
    趣味の上達や資格のための勉強などやりたいことが見つかった際に、どう目標に向かうのか計画が立てられるようになりました。
     これは通信制高校の仕組みや仕事の中で学んだことです。
    私が通っていた通信制高校では単位の取得にあたって次の3つのことをこなす必要がありました。

    • 1年毎に決められた回数授業を受ける
       私の学校では2週間に1度スクーリングがあり、そこで選択した科目の授業を受けていました。
      同じ時間に複数の授業が被ることもあり、卒業までの計画は自分で立てる必要があります。

    • 1年毎に決められた枚数のレポートを提出して合格をもらう
       各科目毎にA3用紙10枚前後のレポートがあり、年2〜3回ある定期テストまでに決められた枚数のレポートを提出して、合格をもらっておく必要があります。

    • 定期テストに合格する
       各科目ごとに年2〜3回テストがあり、それら全てに合格する必要があります。

     これらを通じて、基礎的な学力がつき、計画的に学習を進められるようになりました。
    また仕事と学業の両立は私にとって簡単なことではなく、自分の限界や機嫌の取り方も知ることができました。

    結論

    人はいつから努力しても遅くない

     月並みな結論になりますが、私の言いたいことはこれに尽きます。
    30代になってようやく自分の人生に納得がいくようになり、結局今までの空白期間も無駄じゃなかったと思えるようになりました。
    そして努力することの大切さと、難しさが身に沁みてよく分かりました。

     もし私と同じように通信制高校への入学を検討されている方がこの記事を見ることがあれば、気軽にコメントしてください。
    私で分かることであればなんでもお答えします。

    最後に

     長くなりましたがここまでお読みいただきありがとうございました。
    最初に何を書くべきか迷ったんですが、通信制高校の仕組みなどを解説するよりも、まずは入学を検討している方の気持ちを後押ししたいと思いました。

     最近は少しずつ友人に今までの経歴を打ち明けることが増えています。
    勇気を持って話すのではなく、自然にです。
    それは私にとって、私の人生が恥ずべきものではなくなったからです。

     このnoteもこっそり始めたものですが、いつか友人に見せられたらいいな。

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