ぴゅあらばのレビューは信用できる?
こんにちは。データ分析が趣味のしょげといいます。
インターネット上にあるデータ情報を収集分析して、分かったことを記事にしています。今回は、ぴゅあらばのレビューについて分析してみました。
目的
ぴゅあらばのレビューがどの程度信用できるかを検証する。
ぴゅあらばとは?
公式サイトでは以下の説明がされています。
ぴゅあらばは、全国の風俗情報とデリヘル情報を地域別、業種別、女の子別で簡単に検索することができます。また、ユーザーからの口コミやランキング、風俗体験動画やグラビアなど様々なサービスが満載ですので今まで以上に風俗遊びを充実させること間違いなし。
さらに、会員登録をすれば、口コミの投稿、ファンレターの送信やマイページでのお気に入り管理、お得なメルマガの受信など、会員限定のサービスをご利用いただけます。もちろんどのサービスを使っても全て無料で安心してご利用いただけます。
個人的な印象では、大手風俗サイトであるシティヘブンよりは規模が小さいVerかなと思っています。
事前調査:ぴゅあらばのレビューについて
まず、今回の調査対象であるぴゅあらばのレビューについて、事前調査いたしました。レビューは、掲載されるサイト毎に独自ルールを設けている場合が多く、その情報を踏まえて分析しなければ見当はずれの結果を導いてしまうためです。今回調査したところ、ぴゅあらばのレビューは以下のルールで運用されていました。
①レビューは、1.0~5.0の50段階評価で行われる。
1.0(不満) ~ 5.0(最高) ※3.0が普通です。
②レビューの内訳は、女の子、プレイ、料金、スタッフ、写真信用度の5つで構成されている。
例:総評価 3.0| 女の子 3.0| プレイ2.0| 料金4.0| スタッフ2.5| 写真信用度3.5|
③レビューは掲載前に運営側でチェックが入り、お店や特定の女の子の誹謗・中傷など著しく営業に支障をきたす内容や、女の子を傷つける内容の口コミだと判断した場合は誠に勝手ながら不掲載となる。
④一定数の良い評価レビューを行わないと、悪い評価のレビューは掲載されない
⑤レビュー削除は運営のみが可能。削除したい場合は理由を添えて問い合わせフォームから依頼する必要がある。
以上になります。気になるのは④で、もし高評価レビューに大きく偏る場合はこのルールによる影響が大きそうです。
調査対象:ぴゅあらばのレビュー約55,000件
今回、全国のぴゅあらばのレビュー約55,000件を元に分析を行いました。レビュー情報の収集はPythonのプログラミングで行っております。
全体分析
まず、レビューの総合点の頻度をグラフで表しました(ヒストグラム)。これにより、レビュー全体の傾向を分析します。また、グラフでは表せない具体的な範囲を求めるため最大値、最小値等も併せて算出します。
最大値 :5.00 中央値 :4.25
最小値 :1.00 頻度値 :5.00
平均値 :4.16 標準偏差:0.59
結果、高評価に偏っていることを確認しました。やはり、事前調査④の影響で高評価レビューの件数が多くなっている可能性が高そうでした。ただし、最小値が1.0を記録しており低評価のレビューも一定数あることから、前回のシティヘブンよりは信用できるデータである感じがします。
では、実際にシティヘブンと比較してみます。
シティヘブンとの比較
シティヘブンと比較したところ、やはり低評価レビューの割合はシティヘブンより多いことを確認しました。しかし、予想以上に高評価の割合が高くこのまま信用してよいか疑問が残ります。ぴゅあらばのルールにより高評価レビューが多くなるのは仕方がないですが、この高評価レビューが本当にユーザー体験によるレビューなのかが気になるところです。
やらせレビューのチェック
高評価レビューに偏りが発生するもう一つの要因として、故意に特定のお店に高評価レビューを書くことも考えられます。その場合、特定のお店に複数のレビューを書くことが考えられますので、1店舗あたりのレビュー数を割合で算出してみました。結果が以下の円グラフになります。
これを見ると約88%のレビューが、1つの店舗につき1件のみ書いているということが分かります。複数アカウントを用意してやらせレビューを書いている可能性もありますが、そのような行為は公式で禁止されておりますので可能性は低いと考えます。
※以下に公式の引用を掲載します。
結論、レビューが高評価に偏っているもののシティヘブンより信頼できるレビュー情報であると判断してよさそうです。
なお、一人で複数の会員登録をして参考票数を上げるような不正行為による投票は、ぴゅあらば独自のロジックにより無効となります。
まとめ
今回、ぴゅあらばのレビューデータについて分析してみました。結果、シティヘブンよりは弱いものの、高評価レビューの偏りがみられました。しかし、やらせレビュー等の割合は多くなく、大方本当のレビュー情報であると考えてよさそうです。
※もちろんレビューが主観評価であることは変わりませんので、レビューに書かれていることが全部本当とは限りません。
今後は、評価者について詳しく分析していきたいと思います。
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