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AI2AIの世界観——AIがAIを進化させる未来
前回の記事の続きです。
元超アナログ主婦の私がAI2AIを学ぶ理由
私はずっとアナログ派で、紙のメモやノートがないと落ち着かないタイプでした。でも、Larkを使い始めてからデジタルの便利さに目覚め、「もっと知りたい!」という気持ちが止まらなくなりました。特に興味を持ったのが、AIがAIを進化させるという仕組み、つまりAI2AIです。
今は企業でもAIを活用する時代。でも、一つのAIだけが頑張るのではなく、AI同士がデータを共有し、学び合いながら成長していく——そんな世界があると知り、ワクワクしています。たとえば、営業AIが顧客データを分析し、その情報を経理AIが受け取って請求業務を自動化、さらに経営戦略AIが全体のデータを元に経営層へレポートを作成……。AIがバトンを渡しながら、企業の生産性をグンと上げてくれる未来です。
まだ学びの途中ですが、こうした仕組みが実現すれば、きっと私たちの働き方ももっと楽しく、自由になるはず。そんな可能性を感じながら、AI2AIについて学んでいます。
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OCR×AI2AIで生まれるシナジー
私が最近特に興味を持っているのが、OCR(光学文字認識)とAIの組み合わせです。たとえば、紙の書類や画像の中の文字をOCRがデジタル化し、それをAIが活用することで、仕事の流れがぐんとスムーズになるんです。
たとえば、こんなイメージです。
営業AI → 経理AI: 営業部門が受け取った発注書をOCRでデータ化し、その情報を経理AIが受け取り、請求書作成や与信管理を自動化。
経理AI → 経営戦略AI: 経理がリアルタイムでキャッシュフローを分析し、経営戦略AIが企業の未来予測をレポートにまとめる。
AI同士の情報交換: 各AIが自分の業務データを共有し、さらに学習して賢くなっていく。
つまり、これまでバラバラに動いていた業務が、AI2AIの仕組みを活用することで、まるで連携プレーのようにスムーズに進むようになるんです。
私はまだまだ学びの途中ですが、こういう技術が当たり前になれば、企業だけじゃなくて、私たちの日常生活にも便利な変化が訪れるんじゃないかと思っています。
AIが連携し、仕事をもっと楽にしてくれる未来が楽しみです!
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主婦目線で選ぶ!おすすめの生成AI
最近は「AIってどれを使えばいいの?」と聞かれることが増えてきました。私も最初は何が違うのか分からず戸惑いましたが、試してみるうちに「これは使いやすい!」と感じたAIを紹介します。
1位:Claude 3.5 Sonnet
Claudeは、最近話題の生成AIで、特に日本語の文章を読むのが得意。手書きの文字や少しクセのあるフォントでも、しっかり認識してくれるのが心強いです。
手書きもOK! 印刷された文字だけでなく、手書き文字も認識。
わかりやすくまとめる力 OCRで取り込んだ文章を、自然な日本語で整理。
スピードと安定性◎ 大量のデータもサクッと処理してくれる。
2位:ChatGPT 4o
ChatGPTは、やっぱり会話型AIの定番。OCR専用ではないけれど、取り込んだ文章を要約したり、質問に答えたりするのが得意なので、情報を整理するのにピッタリ。
OCRもちゃんとこなせる Claudeには及ばないけど、十分な精度。
文章をわかりやすく整理 OCR後のデータを、ビジネス資料やブログ記事風に加工。
拡張性が高い 外部アプリと連携して、いろんな用途に活用可能。
その他の候補
他にもGoogleのCloud Vision APIやTesseract、Azure OCRなど、OCRに特化したツールもありますが、「生成AIとしてOCRを活用する」という視点では、ClaudeとChatGPTが今のところ一番便利だと感じています。
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魔法のプロンプト紹介
OCRの認識精度を向上させるには、適切なプロンプトの活用が欠かせません。特に、「目視で文字起こしして」というフレーズを加えることで、より精度の高い結果が得られることがあります。
精度を引き上げる具体的なプロンプト例
基本プロンプト
この画像に含まれるすべての文字を正確に読み取り、テキストとして出力してください。
精度を向上させるプロンプト
画像を目視で文字起こしして、すべての単語を正確に認識し、適切なスペースや改行を含めて出力してください。
間違えやすい文字(例:Iと1、Oと0)に注意し、自然な文章として再構成せず、原文そのままを出力してください。
レイアウト保持を重視する場合
画像を目視で文字起こしして、改行・段落・フォーマットを維持したまま、できるだけ元のレイアウトに近い形で出力してください。
手書き文字を認識する場合
手書きの文字を目視で丁寧に文字起こししてください。判読しづらい部分は推測せずに「[不明]」と記入してください。
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AI2AIの未来——AIが支え合い、もっと便利な世界へ
AI2AIによって、AIはもはや単独で機能するのではなく、互いに学び合い、進化し続ける存在となります。その結果、業務プロセスの最適化が加速し、日本企業の生産性はかつてないスピードで向上していくでしょう。
OCRとAIの組み合わせから始まるこの新しい時代に、私自身も学びを深め、より実践的な活用方法を探求していきたいと思います。あなたの会社も、AI2AIの可能性に触れてみませんか?
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最後まで読んでくださりありがとうございました。