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AIが加わると何が変わるのか?_③
⇧シリーズ②はこちらです。
ルール通りのRPAから、柔軟に対応できるAIエージェントへ
RPAは「決まったことを決まった手順で実行するツール」というイメージでした。でも、そこにAIが加わると何が変わるのか?
正直、最初は「なんとなく賢くなるのかな?」くらいの認識でした。でも、調べてみると想像以上にすごいことになりそうです。
これまでのRPAは、例えば「このボタンをクリックしたら、次の画面でこの欄に入力する」というような、ガチガチに決められたルールの中で動いていました。でも、AIが融合すると、“非定型業務”にも対応できるようになるらしい。
例えば、
チャットで指示を出したら、AIが勝手にウェブで情報を集めて要約してくれる。
さらに、別のシステムにもアクセスして結果を記録してくれる。
途中で何かミスがあったら、AI自身が修正し、次回に活かせるように学習する。
……これ、本当に実現できたら、めちゃくちゃ楽になりませんか?
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AIエージェントがこなす4つのステップ
AIがRPAを超えて進化するために、こんなプロセスを自動でやってくれるようになるそうです。
タスクの理解
人が指示を出したら、それを自然言語で解釈して、何をすべきか整理する。
データ収集
必要な情報をウェブや社内システムから取得し、過去データと照らし合わせる。
実行&フィードバック
RPAとして実際にアプリを操作し、結果をユーザーや他のAIに共有する。
自己修復&学習
途中でエラーが起きたり、環境が変わったりしても、自動で対策を試みて学習する。
つまり、単なる決められた動作の自動化ではなく、「考えながら仕事をするAI」になっていくわけです。
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AIがAIを進化させる「AI2AI」の可能性
ここまででも「AIすごいな」と思ったのですが、さらに驚いたのが「AI2AI」という概念です。
これは、AI同士が互いの学びを共有し、さらに賢くなっていく仕組み。どういうことかと言うと……
例えば、
営業部門のAIエージェントが「この条件の商談は成功しやすい」と学習する。
その情報を経理部門のAIが受け取り、「成功率が高い商談には特別な請求プロセスを適用しよう」と活用する。
さらに、その結果がフィードバックされ、営業AIの商談モデルがより精度の高いものにアップデートされる。
これが社内全体で起こったらどうなるか……。
ひとつのAIが成長すると、他のAIもどんどん賢くなり、会社全体の業務効率が指数関数的に伸びていく可能性があるんです。
AI同士が協力し合いながら、企業の生産性やイノベーションを押し上げる。まさに「AIがAIを育てる時代」が来る、ということらしいです。
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なんだかすごいことになりそう
まだ私自身も理解しきれていない部分はあるけれど、確実に言えるのは、これまでの「人間がAIを使う時代」から、「AI同士が学び合い、人間の仕事をもっとサポートする時代」に移行しつつあるということ。
AIエージェントが進化すればするほど、私たちの働き方もどんどん変わっていくはず。次の記事では、具体的にどう活用されているのか、もっと掘り下げていきたいと思います。
正直、まだ全部理解できているわけではないけど、「AIってここまで進化してるの?」という驚きをそのまま書いてみました。
次回も一緒に学んでいきましょう!
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⬇︎次のシリーズはこちらです。