私が妊活を始めようと決意した理由
結婚生活が始まり、子供を望んでいる夫婦は、いつ妊娠するだろうと期待しますよね。
ですがその期待が外れ、半年...1年と妊娠できずに経過した時【妊活】を考える方が多いのではないでしょうか?
私もまさにその通りで、妊娠できずに1年が経過しようとした時、このまま何もしなければ、妊娠できないのではと危機感を覚え、妊活を決意しました。
今回は、私が妊活を決意するまでと、妊活を決意した理由をお話します。
<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>
妊娠なんて簡単にできるものだと思っていた
今まで大きな病気1つすることなく生きてきて、同年代の友達や彼と過ごし、結婚をした私は、子供は望めば簡単にできるものだと思っていました。
結婚して子供を授かって、子育てをすることは、健康な夫婦であれば、誰でも普通に手に入れられる人生だと思っていたのです。
このような甘い考えだった私は、今思い返すと、知らずしらずのうちに、妊娠を待ち望んでいる人を傷つけるような発言をした事もありました。
半年が経過すると焦りを感じる
統計的には30代までの女性であれば、半年くらいで妊娠に至るケースが多いと知り、結婚してから半年ほど経つ私は、そろそろ妊娠するのではと期待が膨らんでいました。
ですがその分、妊娠に至らなかったときの悲しみと不安は大きくなり、
何故私は、他の人と同じように妊娠しないのだろうと、落ち込むようになりました。
ネット情報を参考にし一喜一憂
私はこの頃から、妊娠するために何をするべきなのかを、頻繁にネットで検索するようになりました。
今思えばこれが妊活の始まりでした。
葉酸とマカのサプリを飲む
豆乳を沢山摂取する
身体を冷やさないように毎日腹巻きパンツを履く
仲良しの後逆立ちをする
子宝の神様木村さんの絵を枕元に貼る
このような方法を、半信半疑で試しては、ことごとく失敗しました。
期待していない分「やっぱり効果はないのか」と、そこまで落ち込みませんでしたが、時間だけが過ぎていく不安は募っていきました。
近所の産婦人科に相談するも…
ネットの情報に惑わされるのが嫌になり、医師に相談しようと近所の産婦人科にも行きました。
医師であれば答えをくれるだろうと期待していたのですが…
産婦人科の先生は私の当時の年齢(20代後半)と基礎体温表のみで診察し「そのうち妊娠するでしょう」と、軽くあしらい真剣に対応してくれませんでした。
妊娠された方が来院し、出産までを診察している産婦人科医の先生には、私の気持ちは伝わらなかったのでしょう。
産婦人科医と言っても、妊娠出産・女性疾患・不妊治療と先生にも専門分野があるのだと、不妊治療専門クリニックに通い始めてから知りました。
現実から目を背けないことにした
この頃から、根拠のない情報よりも、国や医師が発信している情報に目を向けるようになりました。
このような信憑性のある情報に目を向け、現実を受け止め、不妊治療を開始する決意を固めていきました。
私にとっての妊活は不妊治療を開始する事だった
妊活とは、妊娠を望み行動することだとしたら、私は結婚後すぐに妊活を始めたことになるのですが、
ネットの情報を頼りに一喜一憂するのは、ずっと同じ場所でもがいているだけで、前に進んでいる実感がもてませんでした。
ならば、より正確な情報を頼りに、妊活をしていこうと決意し、評判の良い不妊治療専門クリニックを受診すると決め、一歩を踏み出しました。
女性が妊娠できる期間には限りがある。時間だけは無駄にしたくない!というのが、私が妊活=不妊治療を決意した1番の理由です。
不妊治療専門クリニックの予約を取った私は、ネットの情報に一喜一憂しウダウダしていた時と違って、妊娠への道筋ができたように感じ、とても前向きで清々しい気持ちでした。
もしも今あなたが迷っているなら
妊活に正解はありません。
自分にできる範囲で、納得のできる方法で、妊活をすれば良いのです。
ですがもしも、あなたが今試している妊活方法に、迷いや疑問があるのなら、実際に不妊治療を受けるかはさておき、不妊治療専門クリニックで検査だけでも受けてみる事をお勧めします。
私の場合は、不妊治療専門クリニックに行くことで、新たな希望が見え、同じ場所でもがいているような感覚から脱出できました。
部屋の模様替えをした時のような、新しい服や家具を買った時のような、
今と少し違う景色、小さな希望を手に入れた気持ちになれました。
不妊治療専門クリニックに行くとなると、自分を不妊症だと認めなくてはならないと、ネガティブに考えてしまう方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
不妊治療専門クリニックは、妊娠するためのサポートをしてくれる場所だと私は思います。
妊活の1つとして、「不妊治療専門のクリニックを利用する」という選択肢を加えてみてはいかがでしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?