おいでよ 異文化交流ジャンル「アルゴナビス」の沼

音楽が好きな人も、ライブが好きな人も、アニメが好きな人も、音ゲーが好きな人も、声優が好きな人も、舞台が好きな人も、今あげた中には当てはまんないよって人も、老若男女み〜んなアルゴナビスの沼へおいでよ。
きっとどこかに、あなたもアルゴナビスを好きになるきっかけがあるはず。

アルゴナビスって知っていますか?
ARGONAVIS from BanG Dream! と言えば、「バンドリ?」って少しわかる人がいるかもしれない。バンドリの派生コンテンツとして生まれた、メディアミックスによるボーイズバンドプロジェクトが「アルゴナビス」です。

11/19(金)に迫ったTVアニメ総集編となる「劇場版アルゴナビス 流星のオブリガート」の公開前に、まだアルゴナビスを知らない人にも是非観に行ってほしい! という思いでこの記事を書いております。まあまだ公開前なので当然私も観てないんですけど! 

この記事ではできるだけサクッと、アルゴナビスに興味を持ってもらえたらいいなという感じで布教できればと思ってるので、オタクの熱意だけがこもった文章読むのが好きな人とかいたら、ぜひお付き合いください。
サクッとと言いつつ長くなってしまうので、目次を見て気になったところだけでも見てもらえたらありがたいです……

アルゴナビスとはどんなコンテンツか

リアルバンド「Argonavis」からスタートしたメディアミックスプロジェクトで、現在どんな展開がされてきたかというと
・TVアニメ
・キャラを演じる声優たちによるライブ
・ソシャゲ(リズムゲーム)
・コミカライズ、ノベライズ
・舞台
・ラジオ
・生配信番組
などなど。

今どきどんな作品もそれくらいやってるよ! って感じかもしれませんが、このジャンルならではなのが入口(ハマるきっかけ)の多さだと思っています。

タイトルの「異文化交流ジャンル」というのはわたしが勝手にそう呼んでるだけなのですが、このジャンルのファンはほんとにいろんな人がいてまあ面白いんですよね。
元々バンドリが好きでアルゴナビスも応援してますっていう人が多いので男性ファンがすごく多かったり、アニメ好きでアニメから入った人もいたり、いろんなジャンルの曲をカバーしてるので本家が好きな人がカバー曲きっかけにってことがあったり(THE ORAL CIGARETTESの「狂乱Hey Kids!!」のカバーきっかけに気になって……という人をわたしはわりと見かけた)、元々2.5舞台で名前を知られている俳優さんがメインキャストにいるので元々彼のファンでという人がいたり。

とまあ、これまで交わることもなかったような人々が交わるようなジャンルなので、もしかしたら読んでくれてるあなたも何かしら気になるポイントがあるかもしれないと思うわけです。

余談ですが、わたしはアニメが入口だったのですが、ジャニオタ→声優オタク→俳優オタクの流れを通ってきてたので、やっぱり3次元の人間を応援するのが楽しい! って感じでキャストを応援するというところに重きを置いてアルゴナビスというジャンルを楽しんでる人間です。

いろんな人がいろんな楽しみ方をできる、それがアルゴナビスというジャンルだと思っています。

じゃあどんな楽しみ方ができるのっていうところで、さらに詳しく紹介していけたらなと思います。

キャラクターコンテンツを楽しむ

1番スタンダードですが、アニメやゲームが好き、2次元コンテンツが好き! という人には、キャラクターコンテンツとして楽しんでほしいなと思います。

TVアニメ『ARGONAVIS from BanG Dream!』がどんなストーリーかとざっくり言うと、函館の大学生5人組バンドArgonavisの結成から夢の大舞台に立つまでの物語。失敗、挫折、ライバルの登場、思いもよらない困難が次々と襲う中で、"運命"を引き寄せて成長していく、王道のようで、でもご都合主義でいつもうまくいくわけではない困難ばかりのストーリーが魅力です。
バンド・音楽を扱う作品だからこそ、ストーリーと楽曲が紐づくのも魅力だなと思います。

今アニメを観る手段としてはdアニメストア(2021年11月30日で配信終了予定)、U-NEXTがあるみたいです。
どっちも入ってないよ〜って人はぜひ、11月19日から公開の劇場版アルゴナビス 流星のオブリガートを観に行っていただきたいです。本作はTVアニメの総集編になるのでまだアルゴナビスをよく知らない人におすすめなのです。

3Dアニメなので取っ付きにくい人もいるのかなと思いますが、演奏シーンなど実際にライブもやっている声優陣がモーションアクターをやっているので、3Dアニメならではの良さもあると思っています。

それから、アニメの舞台が函館・札幌になっていて、街の風景が沢山出てくるので聖地巡礼も楽しめるのも魅力。
キャラクターの名前も地名などが由来していたり、キャラの好物がご当地の有名なものだったり(主人公の好物は函館で有名なラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガー)、実在する風景の中にキャラクターがいることで感じられる"リアル"みたいなものへのときめきは、聖地巡礼をしたことがあるオタクなら感じたことがあるのではないでしょうか。

そんなアニメで登場するコンテンツの顔、主人公バンドのArgonavisがこちら。

画像出典元:https://www.4gamer.net/games/419/G041947/20191109009/

公式の紹介文でも「家族のように支え合う」と書かれており、互いの足りないところを補いながら、5人で進んでいくそんなバンドがArgonavis。でもただの仲良しバンドって感じではなくて、結構それぞれが自分の意見をはっきり言うので、ぶつかることもあったりして、それでも互いを尊重し合う姿が素敵だなあと思える5人。

そして、Argonavisのライバル……というか前に立ちはだかる壁的な存在のバンド、GYROAXIA(ジャイロアクシア)がこちら。

画像出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002411.000014827.html

旭那由多という『王』、彼の音楽のために集ったバンド。Argonavisとはまさに正反対で、那由多が絶対なので那由多が気に入らなければ「出ていけ」と言われるような中で組んでいるメンバーたちですが、みんなが那由多にただ付き従ってるというわけではなく、それぞれが強い信念をもっているからこそ上を目指して音楽をやっているところがかっこいい人たちです。

アニメではこの2バンドが登場して、主にArgonavisのボーカル七星蓮とGYROAXIAのボーカル旭那由多の関わりを中心的に描かれています。
実は兄弟の2人がいたり、実は過去に関わりのあったメンバーがいたり、この正反対の2バンドの関係性というのも良いところ!

アニメ内のライブシーンはとてもかっこいいので、ぜひ1度ご覧ください。



そしてアニメのその後にあたるのが、アプリゲーム『ARGONAVIS from BanG Dream! AAside』通称ダブエスです。

リズムゲームをメインに、ストーリーパートではアニメの後の彼らの物語が描かれています。
(※厳密に言うとアニメ→ダブエスの間の話は別のところで描かれていますが割愛します)

インストールはこちら👇👇
iPhone
Android

優勝すれば世界進出が約束される、アマチュアバンドの頂点を決める大会、ライブ・ロワイヤル・フェス。選ばれた5バンドがそれぞれの思いを抱えてフェスに挑んでいくというのがざっくりとしたストーリーなのですが、ぜひこのオープニングムービーを見ていただきたいです。

AAside(ダブルエーサイド)というタイトル通り、それぞれのキャラの2つの面というのがリリース前から強調されていた要素になっていて、こちらの動画を見ると「不穏〜〜〜〜!!!!!」って感じのワードが見えたりするんですよね。
まだアプリリリースから1年経っていないので、今でも明らかになってない謎も多いです。楽曲のMVとかを見ると伏線らしきものが散りばめられていたりして、考察するのも楽しかったりします。

アニメではちらっとしか登場しなかったのですが、ダブエスではArgonavis、GYROAXIAに加えて3バンドがストーリーに登場します。

画像出典元:https://www.4gamer.net/games/419/G041947/20191109009/?_gl=1*122ipht*_ga*SUJMLWJVamVGeVRBX2xDUUFxOVNIelNJRWcxaWRJSVpLd0JJMDZ1RzIzMkh0TnFieGpMYXhpRVI0R2xvcDFYVA

こちらのFantôme Iris(ファントムイリス)は名古屋出身、全員社会人のヴィジュアル系バンド。吸血鬼の王FELIX、王の右腕LIGHT、残虐非道の申し子ZACK、苛烈な夜の女王HARU、黙する聖職者D――という設定でアラサーの5人ががんばってるところがとても良いです。普段の時とのギャップが楽しめるのもファントムの良さ!

画像出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/amp/p/000002526.000014827.html

こちらは長崎出身、スカバンドの風神RIZING!。明るくておバカで、とにかく楽しんで音楽をやっていて元気をもらえるバンドです! が、しかし先ほど紹介しましたオープニングムービー、1番不穏さを感じるバンドでもある。明るさに隠された闇が1番気になるってものですよね。

画像出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002651.000014827.html

こちらのεpsilonφ(イプシロンファイ)は京都出身テクノポップバンド。ボーカル宇治川紫夕くんは中学1年生でほかのメンバーも高校生という最年少バンドでありながら、高い技術と不安定さと狂気を兼ね備えたバンドです。ストーリーを掻き乱すポジションでもあります。

1度きりのチャンスをかけて5バンドが競うストーリーというところもあり、また先述のように不穏な空気感が漂っている部分もあるので、全体的なストーリーはやや重めな進行です。

メインストーリーとバンドストーリーはフルボイスで、リズムゲームやらなくても読める(はず)なので、ストーリーだけでも楽しめるんじゃないかと思います! 
イベントストーリーも結構重要な感じではあるんですけど、リズムゲームはオート機能もあるしイベスト回収はあまり負担に感じたことはないです。回収し損ねたり、あとから始めた人でも読めるための救済措置もあるので!

バンドというところで各バンドの楽曲はそれぞれメンバーが作っている設定なので、楽曲からもキャラのパーソナリティーだったりを感じられるのは良いなと思っていて、ダブエス内では楽曲ストーリーといって楽曲制作の裏話的なストーリーも読めたりするのが個人的に好きなポイントです。

ダブエスはリズムゲーム中に3Dでキャラクターのライブシーンを見られるのですが、ほとんどのオリジナル楽曲にオリジナルパフォーマンスが付いていてミュージックビデオとして楽しめるのでそこも良いです!
最近はこういう機能のあるリズムゲームが多いので注目ポイントにはならないのかもしれませんが、ダブエスはこうやって3Dのライブパフォーマンスが見られるのが知られていない気がするので推したいところです……!
個人的にイチオシのミュージックビデオがこちらです👇



アニメだけでも好きになってもらえたらと思うし、アニメは見なくてもダブエスだけでも楽しめると思います!  
実際ストーリーを全部追いかけようと思うと、広範囲に渡ってしまうので大変な部分もあるんですが、拾えるところだけ拾っていくのでも十分じゃないかと思います。
迷ったら無料ですぐに始められるダブエスがいいかなと思いますが、このタイミングならぜひ! 劇場版アルゴナビス 流星のオブリガートを1度観に行っていただけたらなと思います!

ここからはこんなのもあるよ! ということで一部ですがご紹介しますので、何か気になるのがあればポチッとしていただきたいです……!

アニメのストーリーのコミカライズがあります! 
正確にはストーリーはアニメのものと異なっていて別世界線の話という感じではあるのですが、ある程度アニメのストーリーはさらえるので、ジャンプラアプリインストールしてるよ!って方がいればぜひこちらもきっかけにいかがでしょうか。👇

ジャンプ+『ARGONAVIS from BanG Dream!』

『ぷちゴナビス』というゆるめの4コママンガもありまして、ある程度キャラのパーソナリティーも知ることができるし、気軽に楽しめるのでこちらもオススメです👇
公開期限があるので全部は読めないのですが、ピッコマなどでも一部無料で読めるようです!

ぷちゴナビス

YouTubeでボイスドラマなどが公開されています!
サウンドオンリーライブ、通称SOLという音だけでライブの雰囲気を楽しむ配信などがこれまでに何度か行われており、その際のボイスドラマなどがYouTube上で聴けるようになっております。
全ては紹介しきれないので、私が聴いた時に1番恐怖を感じたボイスドラマをこちらに貼っておきます☺️ 恐怖は感じたんですけど風神RIZING!(フウライ)の上京にあたってのとても良いドラマです☺️

ボイスドラマなどはストーリーの時間軸がわかりにくいのですが、ダブエス公式サイト内では5バンドのこれまでがまとめられているので、ここから気になるバンドをチェックしてもらうのもアリです◎!👇

ということで、いろいろご紹介させていただきました。
「キャラクターコンテンツとして楽しむ」というところに重点を置いたのでかなり絞ってご紹介しましたが、実際はもちろんのことながらこの後紹介するような様々な要素も合わさって成り立っているので、アニメやゲームなどを入口として、他の部分にも興味を持ってもらえたらうれしいと思うばかりです。


音楽・ライブを楽しむ

アルゴナビスは「ボーイズバンドプロジェクト」なので、音楽が最重要要素です。
現在Argonavis、GYROAXIA、Fantôme Iris、風神RIZING!、εpsilonφの5バンドがあり、それぞれがオリジナル楽曲とカバー楽曲をリリースしてライブも行っています。

サブスクでも配信されているので、サブスクを利用されている方なら気軽に聴くことができます!
もしくはリズムゲームアプリ『ARGONAVIS from BanG Dream! AAside(ダブエス)』内で聴ける楽曲もあります。

Argonavisの音楽ジャンルは、「王道のJ-POP系ロックバンド」(と、プロデューサーが言っていたので言葉をお借りしております。)明るく爽やかな楽曲から、力強いロック系、しっとりしたバラード楽曲もあります。
ジャニーズや声優など幅広く楽曲提供をされている渡辺拓也さんや、小説家として有名な中村航さん、UNISON SQUARE GARDENの田淵智也さんなどが楽曲制作に関わっています。
カバー楽曲はメリッサ、*~アスタリスク~、READY STEADY GO、UNIONなど。カバー楽曲もかなり幅広いイメージです。
Argonavisはリアルバンドとして、キャラクターの声優を務めている5人がライブで演奏しパフォーマンスをしています。ボーカルには本当にいつも圧倒されます。ひとまず気になったらこれを見てください👇


GYROAXIAは「ミクスチャーロック」として、ラップやシャウトを強みにしています。
ASH DA HEROさんが多くのオリジナル楽曲を手がけており、そのほかROOKiEZ is PUNK'DのSHiNNOSUKEさん、MUCCのミヤさん、JUONさんなどからも楽曲提供していただいています。
カバー楽曲は現状ディストラクション、CORE PRIDE、Rage on、インフェルノなど。GYROAXIAのファンは邦ロック好きが多いと思います。
GYROAXIAもArgonavisと同じくリアルバンドとして活動しています。とにかくかっこいいしライブでブチ上がれるのはGYROAXIAが1番なので、ひとまず気になったらこれを見てください👇


Fantôme Irisは「ヴィジュアル系」としてヴィジュアル系の音楽を幅広く取り入れています。
オリジナル楽曲ではシドから楽曲提供を受けていたりしますが、一貫した世界観の中で様々な雰囲気の楽曲があるので面白いところです。
カバー楽曲は嘘、ニルヴァーナ、1/3の純情な感情、ライブではJanne Da Arcのヴァンパイアのカバーなどもやっています。
Fantôme IrisはArgonavis、GYROAXIAとは少し違いますが、ボーカル担当声優のランズベリー・アーサーさんを中心にサポートメンバーを入れてライブを行っています。完璧に作り上げられた世界観と、プロの演奏に圧倒されます。見て損はしません、ぜひこちらをご覧ください👇


風神RIZING!は「スカ系バンド」。とにかく明るい曲ばかりというか今のところ明るい曲しかないですね。
オリジナル楽曲ではFLOWのTAKEさんの提供楽曲があります。ほかのバンドと比較してキャラクターの印象が強い楽曲が多いのが特徴かもしれません。
カバー楽曲はゴールデンタイムラバー、HOT LIMIT、キセキ、情熱の薔薇などこちらも幅広いですが、スカバンドならではのアレンジをされていて、原曲とは違う雰囲気を楽しめます。
風神RIZING!は上の3バンドのような活動はしていませんが、声優ライブとしての楽しさはピカイチです。ボーカル担当声優の中島ヨシキさんがとにかくすごいので聴いてください👇


εpsilonφについては「最初は「テクノポップ」で打ち出そうと思ったのですが,リファレンスバンドでもある凛として時雨のTKさんが書いてくださる曲がすごくバンドの設定に合っていたものの,「ポップ」な雰囲気ではなかったので,実際はオルタナティブロック路線になっています。」だそうです。(北岡Pインタビューより)5バンド唯一のツインボーカルです。
上記の通りTKさん提供の楽曲があります。楽曲の雰囲気は結構幅があるんじゃないかなと思います。
カバー曲はunravel、アンチクロックワイズ、ロキ、千本桜など。
εpsilonφもこれまではボーカル担当声優の榊原優希さん歌唱でのライブのみですが、なんと言ってもεpsilonφの強みはハイトーンボイスで衝撃を受けるのでぜひ聴いてください👇

εpsilonφはボカロ曲のカバーも多く、期間限定の企画で最近流行したボカロ曲歌ってみたを5曲YouTubeにあげているので、ボカロ好きには注目してほしいバンドです!


ライブは結構頻繁にやってるので、ちょっとでも気になったら気軽にライブに来てほしい! と言いたいところですがいきなりお金出して見に行くほどでは……ということもあると思います。
なんとタイミングの良いことに、年明け1月2日に開催されるカバー楽曲のみのライブがYouTubeでの無料生配信することが決定しております。
まだ先の話なので詳細が出てないのですが、1月2日15:00~の1時間だけ、スケジュールにいれておいてもらえませんか?!
👉 ARGONAVIS LIVE 2022

基本的にはキャラクターとしてステージに立つライブではあるのですが、その枠を超えた楽しさがあります。
普段からいろんな音楽を聴いていて耳が肥えている方はリアルバンドの演奏が物足りなく感じる人もいるのかなあとは思うのですが、毎回のライブで明らかな変化を感じられるのも発展途上のバンドだからこその良さではないでしょうか。

実はアコースティックツアーというかたちで、キャラクターを演じずにキャスト本人としてアコースティックライブをやるツアーもこれまでに2度やっていて、先日2回目のツアーが終わったばかりなのですが、そちらではまたキャラクターの枠にとらわれないカバー曲の選曲だったり、アコースティックならではのアレンジだったり、普段のライブと違う演奏を楽しめるので紹介したかったんですが、何にせよ見る手段が何も無い! 運営さん円盤売ってください!
Twitterにちょっとだけ載ってたのでこれだけでも! 

というわけで、アルゴナビスの音楽に触れてもらえたらとてもうれしいです。

舞台を楽しむ

アルゴナビスは今年6月に舞台化しました。
『ARGONAVIS the Live Stage』では声優としてキャラクターを演じ普段リアルバンドとして活動している2バンド10名が、そのままキャラクターを演じました。

こちらの舞台の円盤は12月に発売で、現状配信なども告知されてはいないので、円盤を買うほか見る手段が無く、紹介するか迷ったのですがやはり外せないなと思ったのでご紹介させてください。

実はそもそもアルゴナビスのアニメ脚本・シリーズ構成、アプリ原案・監修を担当されているのが演出家の毛利亘宏さんで、舞台の演出・脚本も毛利さんがご担当されました。舞台好きの人なら知っている名前ではないでしょうか。

いわゆる2.5次元舞台とは異なり、キャラにビジュアルは寄せず、その代わりに声がアニメと同じであるところを強みとするスタイルでした。ステージ上でBGMをメンバーが生演奏したり、ライブシーンも実際に演奏したり、ほかの舞台ではあまり見られない演出も面白かった作品です。
キャストの中には元々舞台を中心に活躍されている橋本祥平さん、橋本真一さんがおり、特にアニメでも見せ場のあった白石万浬役の橋本祥平さんのお芝居は圧倒的でした……!
GYROAXIAのマネージャー、摩周役で出演されていた輝馬さんもとても似合っていてかっこよかったです。

なかなか観てくださいというにはハードルが高いのですが、ダイジェスト映像だけでも良かったら観てください。


キャストを推して楽しむ

ライブや舞台についても紹介していただいて、アルゴナビスというコンテンツにおいて絶対に切り離せないのがキャラクターを演じているキャストの存在です。
特にArgonavisとGYROAXIAの2バンドはリアルバンドとして活動しているため、その2バンドの10名に関してはキャラクターだけでなくキャストも応援しているファンが多くいます。
これまで3次元に推しを作ってきた人はここでハマりやすいんじゃないかと思います。実体験を元にお話ししております。

ブロマイドや缶バッジ、アクスタなどのグッズも発売されており、この点は最近の2.5次元舞台と近い感覚のような気はします。
普段からバンドとしてバンド練習をしたり、ライブをしたり、舞台をやったり、イベントや生配信をやったり、と一緒にたくさんの活動をしているので、メンバー間の仲の良さが伝わりますし、オタクが大好きな"わちゃわちゃ感"がそこにある。特にGYROAXIAはキャラクターたちはかなりピリピリした空気感なのに対して、キャストたちが仲が良すぎてギャップがすごすぎるあまりGYROAXIAではなく「じゃいろあくしあ」だよね、なんていうのがもはや公式に浸透しつつあるほど。(笑)
こちらはその「じゃいろあくしあ」がどんな人たちかなんとなくわかる動画です。👇 (Argonavisちょうどいい動画が無い……)


生配信番組なども定期的にやっているため、キャストのことを知る機会も多く、キャラだけでなくキャストも好きになってしまうのがこのコンテンツの沼。
生配信番組はArgonavis、GYROAXIA以外のバンドの声優陣の方々もご出演されたりしています! 
個人的に好きな配信がコレ👇 長すぎて到底全部見てねとは言えないのですが。パズルやってるだけなんですけど。わたしは好きです。
このパズルが完成するまで帰れません!をきっかけに、帰れませんシリーズがあと3本ほどあるので、ご興味のある方は良かったらYouTubeチャンネルからご覧ください。


ただまあそういうわちゃわちゃしてるのがいい! という話だけではなく、キャスト陣の本気・熱量を常に感じられるからこそ応援したくなるし、応援していて楽しいというのが1番です。
ArgonavisやGYROAXIAのメンバーの中には、元々ミュージシャンをやっていてアルゴナビスに関わることになって初めて声優としてデビューすることになった人がいたり、逆にお芝居を仕事としてきたけれどアルゴナビスで初めて本格的に音楽を始めた人がいたり、そんな人たちがまさに「大人の青春」と言わんばかりに真剣に全力で取り組んでいる姿に力をもらえるし、ついていこう!と思えるので素晴らしいコンテンツだなと思います。

大人になるとそういう熱い話ってなかなかできないものじゃないかな、なんて思ったりするわけなんですけど、毎週のように熱い話を繰り広げているラジオ番組がございましてそれが『ARGONAVIS ナビゲーターラジオ』通称ナビラジ、ArgonavisとGYROAXIAのボーカル2人がパーソナリティを務めるラジオが毎週月曜20時からニッポン放送で聴けます。radikoでも聴けるし響ラジオステーションってアプリでも聴けます。
ラジオ聴くの好きな人とかはぜひ! ラジオからでもいいので聴いてみませんか! 

これまで2次元作品にあまりハマったことがない人でも好きになれるきっかけがあるんじゃないかなと思うので、ぜひキャスト陣にも注目してもらえたらなと思います。

最後に 「流星のオブリガート」を観ませんか?

いろいろご紹介してきまして結局ここまでで1万字を超えており一体誰がこんなの読むんだよ布教したかったくせに誰もこんなの読めるわけないだろ状態になってしまっているのですが……

冒頭に書いた通り、11月19日公開の劇場版アルゴナビス「流星のオブリガート」を観てほしい! それがわたしが今1番伝えたいことです。

アルゴナビスは本当にいろんな人が好きになれる可能性のあるコンテンツだと思っているので、もし何か1つの要素をきっかけにアルゴナビスに興味を持ってもらえたとしたら、もちろんそこだけを楽しんでもらうのもいいんですけど、最終的には全部一緒に楽しみませんか? という気持ちなのです。
「流星のオブリガート」はTVアニメの総集編なのでどんな作品なのかこれを観ればわかると思います。
しかも、総集編にもかかわらず再度収録を行っているというところで、TVアニメ版の時以上にキャラクター像がはっきりと伝わるのではないかと思います。まだ観てないけど!(笑)

アルゴナビスをまだ知らない人が1人でも多く劇場でアルゴナビスに出会ってくれたらいいなと思います。
👉ココ押したらどこの劇場で上映されるか確認できるのでよかったらぜひ!

本当はもっともっと、なんならキャラを1人ずつ、楽曲を1曲ずつご紹介したいところですが、それはまた別の機会にでも……(笑)
長文お付き合いいただきありがとうございました!

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