ヨーロッパ1人旅 旅行記③(ポルトガル編)

前回まではスペイン編を書きましたが、今回からはポルトガル編です。

日程:2/5-2/10

行程:リスボン、シントラ、ポルト

セビージャを出発して、まずはリスボンへ。ここの間は高速バスで移動です。約2000円程度、約6時間ほどで到着です。朝5:30にリスボンのバスターミナルに到着。2月ということもあり、真っ暗で寒い。下の写真は到着直後です。ここはリスボンの大通りなんですけど、下がタイルみたいでとても綺麗ですよね。

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ポルトガル自体人口1000万人ほどの小さな国。町自体もスペインの街よりもコンパクトでした。また坂の町として有名で、市民の足として路面電車(トラム)が現役で活躍しています。

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リスボンで有名なのは、ジェロニモス修道院。戦国時代、日本の天正遣欧少年使節が訪れた修道院として有名です。そこまで大きくはない修道院なのですが、真っ白な建物に精巧な彫刻が印象的です。1983年に世界遺産に登録されました。

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他にも発見のモニュメントなど、この辺りには世界遺産がこの修道院を含め3つあります。発見のモニュメントは大航海時代の航海者が新大陸に向かっていく様を表したモニュメントです。

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リスボンの後は、電車で30分ほどで行くことができる町、シントラへ。シントラには王国時代のポルトガルで、宮殿がありました。ペーナ宮殿はおもちゃの世界に来たような、色鮮やかなお城です。かなりの人気スポットなので、行列は覚悟の上でお行きください。シントラには、他にも3か所の世界遺産があります。リスボンに来た際には必訪スポットです。

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ではさらに、足を伸ばそうかなと思われる方には、ロカ岬をお勧めします。シントラから1時間弱ほどで着きます。ロカ岬はユーラシア大陸最西端の場所です。残念ながら、曇りであまり綺麗だったとは言えませんでしたが、非常に雄大な自然を感じられることができました。しかし、行き帰りの道は山道が続き、乗り物酔いする僕にとっては非常にキツかったです...それでも行く価値はありです。

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この後、リスボンに戻ってきました。リスボンは小さい町とはいえ、一国の首都。国会議事堂にも行ってみました。なんと坂の途中に出てきます。はためくポルトガル国旗が印象的ですね。

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続いてはポルトです。リスボンから電車で3時間ほど。ポルトはポルトガル第2の街。ポートワインで有名な場所です。まず、ポルトの中央駅、サン・ベント駅が非常に美しいです。「アズレージョ」という青いタイルで壁一面敷き詰められた駅舎が印象的です。

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ポルトもリスボン同様小さな街なので、気軽に観光することができます。まずは天井のピンク色が美しいクレゴリス教会。この教会の横の塔が非常に有名なのですが、そこそこするので塔に登るのは諦め。なかなか天井がピンク色の教会ってヨーロッパを見ても多くはない気がします。

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次に紹介するのは、サン・ベント駅でも使われていたアズレージョが壁一面に使われている礼拝堂、アルマス礼拝堂。僕が行ったのは日曜日で、カトリック国のポルトガルでは中で厳粛にミサが行われていました。

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そして次に訪れたのは、世界一美しい書店と言われる、レロ・エ・イルマオン書店。本屋さんなのですが、完全に観光地化してました。それでも美しく行く価値はあると思います。あと、ポルトの台所・ボリャオン市場に行こうと思っていたのですが、工事中+日曜日で閉店。残念でした。

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ではここからはあまりガイドブックには載ってなさそうなポルトガルの情報を言っていきます。

まずは、リスボンのスーパーで見つけたこちら。

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これはタラの塩漬けの干物「バカリャウ」。スーパーの魚コーナーに行くと強烈な匂いがしたので、なんだ?と思い、見に行くと大量の魚を発見しました。流石に調理はできなかったので、次行った時は食べてみたいです。

続いてはポルトから。世界一美しい書店があると言いましたが、世界一豪華な(?)マクドナルドを見つけました。黄色いMの代わりにまさかのブロンズ像の鷲。中にはシャンデリアもあり、マクドナルド感はあまりなかったです。

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ポルトガルは隠れた美食の国です。左にあるのはポルトで有名な料理、フランセジーニャ。これ結構ヘビーなんです。パンの中にソーセージ、牛肉のパティ、ベーコンが入っていて上にたっぷりのチーズをかけ、その上に目玉焼きが載っています。ソースはトマトベースですが、ほんのりビールの風味が感じられる大人な味です。右上にあるのは、ポルトガルのストリートフード、ビファナです。生姜や唐辛子などのスパイシーなソースで味付けされた豚肉をパンで挟んだサンドイッチみたいなもの。実は地域によって、味付けが違うらしく、南(リスボンなど)ではあまり辛くないそう。日本人からしてみればスパイシー生姜焼きバーガーみたいな感じでとても美味しかったです。右下にあるのは、エッグタルト。ポルトガルに行ったら外せないお菓子です。1個1€(120円ほど)という良心的な価格。甘すぎない上に、そこまで大きくないので、3時のおやつにちょうどいいです。

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以上でポルトガル編終了です。ポルトガルは他のヨーロッパの国に比べ、大きくなく静かな上に、見るものも多く、ご飯も美味しいので、おすすめできる観光地です。ただリスボン、ポルト共に坂が多いので交通機関をうまく利用することが重要だと思います。

(上:リスボンの港からの朝日、下:ポルトの夜景)

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