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【エースコンバット】シリーズ27周年に寄せて
どうもご無沙汰してます。唐揚げ隊長です。
最近週末は予定が入りまくってて全くNoteが更新できないうちにエスコン27周年が来てしまいました。
もたもたしているうちに、なにやらとんでもないニュースが飛び込んできましたが、この件については日を改めて触れたいと思います。
まずは、シリーズ27周年おめでとうございます。
27周年に際して、ブランドディレクターの河野一聡氏が自身のTwitterにて、ファンに対して感謝の言葉を述べられていました。
エースコンバットシリーズが27周年です。毎年、指折り数えますけど、27年間も続けられるんだと実感する日になってます。
— Kazutoki Kono : 河野一聡 (@kazutoki) June 30, 2022
戦闘機ゲームでは偉業でしょう。
苦楽あり、終わりかも。って時期からシリーズ最高売上まで、それを成し遂げたアナタたちファンは本当に凄い。ありがとうございます。感謝します。
こう言って頂けるのは一ファンとして誇らしい限りです。
ですが一番の功労者は、シリーズが一番苦しいときにも諦めずに新作の開発に尽力されたスタッフの皆様だと思います。
これまで制作に携わった方々の情熱と執念の結晶が、今のエースコンバットです。改めて、感謝申し上げます。
「これはただの趣味じゃない 僕そのものだ」
思えばエースコンバットとの付き合いも随分と長くなりました。
初めてエースコンバットに触れたのは小学生の時。
父がリビングで、アナログジョイスティックを膝に載せて遊んでいた「2」が、私にとっての原体験でした。
あれから時が立ち、私も当時の父の年齢に近づいてきました。
かれこれ、シリーズとは20年以上の付き合いになるわけです。
人生のおよそ三分の二をエースコンバットと共に過ごしてきた私にとって、最早このゲームは単なる趣味の範疇に収まりません。
映画「トップガン マーヴェリック」の主人公マーヴェリックではありませんが、エースコンバットは私にとって人生そのものになりつつある訳です。
30周年への"長く短い旅"の途中
そんなエースコンバットですが、最新作の「7」は元々シリーズ20周年記念のタイトルでした。
初報が公開されたのは2015年12月開催のPSX、その後度重なる延期を経て、約3年後の2019年1月にようやく発売となりました。
満を持して発売された最新作への反響は凄まじい物で、シリーズ初の販売本数300万本を達成しました。文字通りシリーズの歴史を塗り替える快挙です。
ノリに乗った状態で迎えた25周年でしたが、その後の混乱は皆様もよくご存じかと思います。恐らく二度と無いであろう最高のタイミングで水を差され、大変悔しい思いです。
そうして気が付けばもう27周年。私たちは今、25周年と30周年の中間に辿り着きました。
あと3年と考えると随分長い印象ですが、「7」が発表されてから発売まで3年かかり、その「7」も発売から既に3年半が経とうとしているのです。
3年なんてあっという間です。
何より、現代のコンシューマゲームの開発において、3年という期間は相当短いものです。「7」と「トップガン マーヴェリック」のコラボに際して公開されたバンナムのインタビュー記事では、河野氏が「30周年を迎えるなら新作を出したい」という理想を語られる一方「諸々逆算するとそろそろ時間がない」とも漏らしています。
この事から、エースコンバット次回作は早くとも2025年頃のリリースになりそうです。寧ろ今から新作の開発を始めて2025年に間に合えば御の字で、当分は「7」のアップデートやゲーム外の展開が中心となると考えられます。
新作を早く出して欲しいという気持ちは痛いほどわかります。私も本音ではそうです。ですが以前の記事で触れている通り、今は焦らず体制構築に注力して欲しいという気持ちの方が大きいです。
近年のエースコンバットは、とにかく新作の売り上げ目標を達して、何とか次回作に繋げる、シリーズを存続させることを志向していたように感じます。対して今後のエースコンバットは"次の10年"を見越した、より長い視点でのコンテンツ計画が必要になります。
「7」時点での開発体制ではクオリティやリリース頻度が頭打ちとなってしまうため、「7」の勢いが残った今のうちに開発基盤を強化するという河野氏の判断は正しかったと言えます。先日の新会社設立も、そのための布石でしょう。
とはいえ、余りにも待たされると首が長くなりすぎてキリンになりそうなので、出来れば2025年までには出して欲しいなーという思いです。
なんにしても、これからの3年間は楽しみでもあり、同時にシリーズにとって重要な期間になります。
エースコンバットがこれからどのように発展していくのか、未だにその全容は見えませんが、シリーズをここまで守り続けてきたスタッフの皆様を信じて待ち続けたいと思います。