Badugi 基本戦略など

【ルール】
手元4枚のドローポーカー。
4枚が異なる数字かつ異なるスートで構成され、かつその中の1番大きい数字が小さいほど強い。
4枚が異なる状態を"バドゥーギ"と呼ぶ。
ナッツはA234レインボー。
バドューギが完成しなかった場合は被った数字、スートを除いたより強い3枚同士で比較し、3枚のうち最も数字の大きいもの同士で勝敗を決める。
バドゥーギが完成しなかった状態の3枚を、日本では"ダイ"、英語では"3 card"と呼ぶ。
3枚が完成しなかった場合は、2枚で勝負。
3枚同士、2枚同士の比較は、同じバドゥーギ、同じダイを持っている場合も行う。スートによる強さの違いはなく、同じハンドの場合はチョップ。


Q85Aバド>QT2Aバド
65Aダイ>72Aダイ

【基本知識】
プリフロップでバドゥーギが完成する確率
約6.3%
1チェンでバドゥーギが完成する確率
約20.4%
1チェン×2でバドゥーギが完成する確率
約37.0%
1チェン×3でバドゥーギが完成する確率
約50.4%
2チェンでバドゥーギが完成する確率
約9.0%
プリフロップで完成されたバドゥーギの平均
Q752.5
2チェンから完成するバドゥーギの平均
T7

バドゥーギの内訳など

【基本戦略】
参加ハンドについて

(Mastering Mixed Games: Winning Strategies for Draw, Stud and Flop Games:Dylan Linde より)

上の画像を参考にオープンレンジを考える。個人的にはHJからのオープンで7以下のダイの中でも567,467あたりは削った方がいいと考える。
BBのディフェンスはA-6,2-5あたりから。
同卓者の実力によってレンジは都度調整すると良い。
初心者が陥りがちなミスとして、9~Jあたりのダイを残してしまうことが挙げられる。バドゥーギ完成を目指すのではなく、ダイの改善を目指すとゲームの見え方が変わってくるはず。

ベットについて

交換枚数の少ない方が100%の頻度でベットする。
これは他のドローポーカーにおいても同様である(他のゲームでは例外もあるので注意。バドゥーギでは100%で問題ない)。

リバーの1チェン同士など、交換枚数次第では強いダイでバリューベットを打つ。

btn vs bb、リバーまで互いに1チェン。フロップ、ターンともにbtnのベットにbbチェックコール。リバーでbbチェックに対して、btnは4ダイ以下は気持ちよくバリューベットが打てる。A25,A35あたりが下限。

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