あなたに伝えることが何もないということを、伝えたい
このマガジンはずっとずっと、「生きづらい人がもっと幸せになるための文章を書く」
具体的には、過去の私、不幸にどっぷり浸かっていた自分自身に伝えたいことを書く、というコンセプトで書いてきたんだけど、
いよいよ本当に、何も書けなくなってきた。
というのも今こうして自分自身が幸せを感じていると、
そもそも、過去の私が不幸だったってことも嘘のようにしか思えなくなってくるというか、別に幸せじゃん、大丈夫じゃん、と思えてならないんだよね。
そりゃもちろんつらいことはあった、苦しいことは沢山あったけど、それもこれも今の私を形作る1ピースだと思うと、なんとも愛おしいなという気持ちと、そんな苦しい時期を耐え抜いてきた自分自身に対するいたわりというか、頑張れ!大丈夫だよ!みたいな言葉しかわいてこなくて。
もう少し前にはね、過去の自分を可哀想に思う気持ち、共感して、ごめんって謝りたい気持ち、抱きしめたい気持ちとかがあったんだよね。
体を張って、過去の自分を苦しみから守ってやりたい!みたいな気持ちが。
だから、過去の自分に必死に知恵をさずけてやりたいような気持ちで、いくらでも文章が書けた。
で、今はそれがない。
泣きたいときは泣きなさい、苦しいときは存分に苦しみなさい。あなたは大丈夫だから…みたいな感じでさ。何か言おうとすれば言えないわけじゃないけど、今言っても別に意味ないし、うるさいだろうから黙っとこ…てなかんじ。
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