劇場版すとぷり

2024年8月2日 18:29

スッカリ忘れ去られていたこちらのブログ。

久々に投稿します。

娘達が観たいと言うので、映画に行ってきました。

『劇場版すとぷり　はじまりの物語』

という映画。

『すとぷり』とはなんぞや？
と思って調べたら、YouTuber？なのかVtuberなのかの簡易的アニメキャラで、YouTube投稿している声優？なのか、声優崩れなのか？
なら人達の作品だった。

絵柄がオタク向けだから、殆ど興味ないし、娘達がそんなにこの作品を見ている印象も無いけど、観たいらしいので、行ってあげる。

YouTubeで何回か見たけど、演技も下手だし、話も微妙だしで何が良いのか全く分からない。でも、人気があるんだから、それなりの需要はあるのだろう。

で、映画館で見る。

全てにおいて予想通りのクオリティで、終始つまらなかった。
お客さんはまばらで、女の子ばかり。
小学生くらいの子達と、腐女子みたいな子達がパラパラ。

『X』で評価を調べたけどあまり検索に出てこないから、そこまで人気ないのかな？

映画は正直酷い。

YouTubeならまだ誤魔化せてた演技が大画面だと下手さがさらに際立つ。
でも、多分ファンからしたらそんな事気にならないのだと思う。

そして脚本だが、素人が初めて書いた脚本なのか！？と言うくらい酷い出来。
と言うかなんとも普通に変化なく普通で全てがご都合で、やってる事が理屈に合ってない、演出もいい加減。

カットもレイアウトもコンテも素人みたいな作りで。
まるで乙女ゲームのレイアウト。

質の悪い乙女ゲームを見てる気分。

事件も希薄。
トラックのタイヤをYouTube見ながら直すのも恐怖だし、昼過ぎに海の家のに行ったら、今メニュー書いてるのもありえない作業だし。
事件がご都合、印象主義。
リアルなんてどうでもいい作品。
だから俺には苦手なジャンル。

ファンはこれで感動できるの？
何より、すとぷりの人たちはこの作品で本当にOKしたの！？
こんな酷いの恥ずかしかったり、悔しかったりで文句言いそうだけど。
長いものに巻かれたのか、作り直すにも金がかかるから妥協したのか。
絶対、本人達喜んで無いでしょ。これ。
と思った。

まあ、宣伝ビジュアルから想像するそのマンマの出来だった。

でも、娘達は楽しめた様なので、まあそれなら良いか。
と思った。

入場者プレゼントの色紙が、碧香が全員描かれてるの引いたら寧音が悔しくて泣いてた。
そんなにこれ欲しい？

そして、娘達は碧音ちゃんと遊びに行ったので。
俺は口直しにもう一本確実に面白い映画を観た。

『デッドプールVSウルヴァリン』

デッドプールシリーズは過去二作とも面白かった。
今回も冒頭からぶっ飛ばしてて最高に映画だった。
ここ最近のマーベルシリーズの低迷をそのままセリフでズバズバ言いながらも、FOXにも、マーベルにもヒーローにも愛を持って作られた最高なマーベルシリーズの一作と言える。

ローガンからの流れも大切にしているし、Xメンの流れも大切にしていて、ファンが見たかったであろうシーンや様々なサービスショットの数々。
豪華なゲスト達の鮮やかな使い方。
そして、アベンジャーズよりもカッコ良いデッドプールの生き様。

最高傑作という訳では無いけど、それでも十分に満足して楽しく映画館を後にできる作品だった。

これが映画でしょ！！！！

子供向けと子供に見せられない映画の二本立てでした。

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