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技育展2024に参加してみて

はじめに

この記事を開いていただきありがとうございます。
今回の記事では私が技育展2024に参加して感じたことやこれまでの技育プロジェクトでの活動について振り返っていこうと思います。

まず技育展とは何だ?という方に技育展とは何かを簡単にご説明します。
技育展とは学生エンジニアのためのピッチコンテストとなっており、参加者数やスポンサー企業の数も国内最大規模です。
技育展の流れは以下のように進んでいきます。

予選大会1回戦
(オンライン)

予選大会2回戦
(約120チーム・オンライン)

決勝大会
(36チーム・オフライン)

技育展2024 | 学生エンジニアのためのピッチコンテスト

決勝に進むには、2度の予選を勝ち抜く必要があります。
決勝はTOKYO NODE HALLで開催され、賞金総額は300万円以上にのぼります。しかし、全国から猛者が集まるため、その道のりは非常に険しいものとなっています。

以下に技育展2024の特設ページを掲載いたします。
詳細についてもっと知りたいという方はこちらをご覧ください。

それでは、技育展2024について振り返っていきます。


1. 自己紹介

久しぶりにnoteの投稿をするので自己紹介から始めさせていただきます。

  • 情報系の学部3年

  • Web開発を中心に取り組んでいる

  • プログラミング以外の趣味は野球観戦やアニメ、ゲームなど

簡単なプロフィールはこのようになっています。
今回自分のプロフィールは重要ではないのでこの程度にしておきます。

2. 開発したプロダクト

私は「GeekLink」というプロダクトで技育展に参加しました。
このプロダクトは学生エンジニアの学習や開発のモチベーションを上げ、成長を加速させるというコンセプトのWebアプリケーションとなっています。
非常に機能が多く、自分の勉強や開発の記録、GitHub・Qiitaと連携して過去のログの確認、ユーザーとの交流などが可能です。
4人チームで開発を行い、自分たちもこのプロダクトのユーザーであることから、学生エンジニアが成長するために必要な要素に沿って機能を追加していきました。

プロダクトの詳細についてもっと知りたいという方は、以下のスライドをご覧ください。

3. 技育展予選

予選は2回あり、1回戦は60秒間のプレゼン、2回戦では120秒間のプレゼンを行い、その内容によって決勝に進出するプロダクトが決定します。
予選・決勝ともに以下の基準のもと審査されます。

作品の価値:こだわり/愛情、独自性、可能性など
完成度:機能、内容、デザイン/UI/UX の工夫など
技術レベル:技術の難易度、挑戦度、個々の伸びしろなど

技育展2024 | 学生エンジニアのためのピッチコンテスト

「GeekLink」は過去に技育博で発表しているため、予選1回戦は免除されました。
予選2回戦の突破に向けて2週間ぐらい開発に集中していました。
特に1週間前はほぼハッカソンだったので大変ではありましたが、とても楽しかったです。

決勝に進出できる作品は予選2回戦の2日後に発表されます。
決勝に進む自信はあり、予選まではひとまずやり切ったと感じていましたが、それでも発表されるまで緊張していました。
そして発表当日、決勝に進出できたのか…?

やりました!決勝進出が決定しました!
この日の夜はチームメンバーで集まって喜びを分かち合いました。

4. 技育展決勝

予選2回戦で受けた審査員からのフィードバックを参考に、自分たちのプロダクトの何を推すのか、どんな価値があるのかについて改めてチームで時間をかけて話し合いました。
前日までしっかりプロダクトの改善をし、発表資料もアピールポイントを盛り込み、発表当日に備えます。

当日は会場周辺で早く集合し、プレゼンの練習をしていました。
制限時間内に収まるよう、発表箇所の担当を決めて何度も練習しました。
プレゼン資料の遷移にトラブルが起きた場合も想定して練習しました。

できることは全てやりました。
いざ、会場であるTOKYO NODE HALLへ向かいます。

TOKYO NODE HALLの様子

技育展2024決勝大会の様子はサポーターズ様がアーカイブを残しているため、以下よりご覧いただけます!

プレゼンテーション

多くのユニークなプロダクトがあり、全ての発表を集中して聞いていました
順番が近づくにつれて緊張が強くなっていき、うまくいくだろうかと不安な気持ちになります。
私たちのプロダクトは13番目に発表をしました。

プレゼンをご覧になった方は分かると思いますが、私たちのチームはプレゼン中にトラブルが起きてしまい、プロダクトの魅力を伝えきることができませんでした。
スライド上の動画のトラブルへの対策は事前にチームで話していたのですが、練習量不足と本番での緊張があったため、対応することができなかったです。非常に悔しいです。

結果発表

想像はしていましたが、自分たちの作品の名前が呼ばれないというのはとても苦しく、悔しかったです。
企業賞は技育プロジェクト2024のプラチナスポンサー6社による独自の基準で表彰されました。こちらは各企業の事業内容に近いプロダクトが表彰されていた印象を受けました。
優勝と準優勝のプロダクトは非常に素晴らしく、審査基準に則っている納得のいく結果でした。
プレゼンの失敗もありましたが、自分のたちのプロダクトには、設定したターゲットに本当に役に立つものか、インパクトがあるか、既存の類似プロダクトと比較した強みは…などといったポイントが足りていなかったですね。
まあ、これが難しいんですよね…

パーティー

プレゼンテーションと結果発表が終了したら、登壇者とスポンサー企業の方でパーティーが行われました。
悔しい気持ちはありますが、交流の機会を全力で楽しみました。

パーティーの様子

パーティーの途中、チームで呼ばれてインタビューを受けました。
思わぬ形で貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございます。
パーティーの締めには楓さんと加藤さんのありがたいお話を聞きました。
技育展が終わってすぐだからこそ心に響いた言葉が多くありました。

後日、決勝に参加していたスポンサー企業の方からのフィードバックコメントをたくさんいただきました。約1万文字という量のフィードバックをいただけるだけで幸せだと思いました。

5. 最後に

目標としていた技育展決勝での受賞を果たせずとても悔しいです
しかし、技育プロジェクトの集大成である技育展の決勝まで来れたことを誇らしく思います。
1年前の自分からでは想像できなかった姿です。

この1年間、技育プロジェクトの活動では技育CAMPハッカソンに2回、技育博に2回、そして今回の技育展に参加しました。
どの活動でも多くの学びがあり、確実に私を成長させてくれました。
就職まで残り1年あるのでこれからもたくさんお世話になると思いますし、就職活動でお世話になったため恩返しもしていきたいです。

本記事で技育展の雰囲気を少しでも感じていただけたら幸いです。
2025年の技育展にも出場し、今回のリベンジを果たすことを目標としています。
それまでにしっかり準備を進めていきたいと思います。
ここまで本記事を読んでいただきありがとうございました。

P.S. 技育展終了からいつの間にか3ヶ月以上経っていますね。
11月中には公開する予定だったんですがおかしいですね…笑
終了後すぐに執筆は始めていたのですが、2月まで色々あって記事を書ける状況ではありませんでした。
これからはnote含めて様々なアウトプットを増やしていく予定です。

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