回転寿司のお茶、その謎に迫る!
お越しいただきありがとうございます!お茶について発信しているレッドキャップと申します。今回はみなさん大好きお寿司について!!ではなく、回転寿司に置いてあるお茶について話していきたいと思います。ゆっくりまったりお読みください~🍵
1.お寿司によく合うあのお茶
あなたは回転寿司でのどをうるおすとき、どうしていますか?
私、小さいころは常に水を選んでいました。お茶はとても熱くて、よく冷まさないと飲めないため、避けていました。でもでも!今は迷わずお茶にします(^^)/ 回転寿司だとカウンターやテーブルに急騰装置が設けられている場合が多く、とても便利ですしね!何よりお寿司によく合う!!
ところで、、「回転寿司に置いてあるあのお茶って一体なんだろう?」って疑問に思ったことありませんか?
…うん、ないですよね。私もつい最近まで気にも留めていませんでした。お茶の粉を入れてるときに、「何だろう、抹茶?」って思えばまだいい方で、2秒後には「脳内お寿司畑」になっているものでしょう。
この、誰も気に留めない疑問であっても解決できるに越したことはありませんよね。この記事を読んでくれているあなた、お目が高いです。特別にちょっと細かくお教えしちゃいます😆
2.お寿司屋さんのお茶、その正体とは?
それではお教えします。お寿司屋さんのお茶、その正体とは、、、、
ずばり、粉末茶です!
「ふんまつちゃ?なんのこっちゃ。」
ですよね。粉末茶というのは、煎茶の茶葉やほうじ茶の茶葉を挽いて粉末にしたもののことなんですよ。実は粉末茶ってお馴染みの緑茶の茶葉からできているんです!
因みに、粉末茶と似たような名前で「粉茶」っていうのもあるんですよね。この2つは似て非なるものであり、誤解されがちなものなんです。
粉末茶は先ほどお話したとおり、煎茶などの緑茶を粉末状にしたものです。一方粉茶は煎茶の煎茶などの緑茶の製造過程で出た細かい茶葉の粉を集めたお茶になります。
回転寿司で出てくる粉末茶は湯呑みに直接入れ、お湯を注いで飲むのに対し、粉茶は急須などで煎じて飲むものです。実はこちらがお寿司屋さんで飲まれるお茶の起源といわれているお茶なんですよね。お寿司が屋台で立ち食いするような食べ物だった時代、お茶の経費を低く抑えるために提供され始めたのが起源だそうです。くせが少なくすっきりしているため、お寿司の脂とよく合うのも定着する要因だったとか。
粉末茶から少し離れちゃいましたね…粉末茶はおそらくそのお手軽さ(粉を入れてお湯を注ぐだけ)から、回転寿司のような多くの人が訪れるお店で取り入れられたのだと考えられます。
3.お寿司屋さんでお茶を指す「あがり」の由来
お寿司屋さんに業界用語が存在しているのは、有名な話ですよね。米のことはシャリ、わさびのことはナミダ、しょうゆのことはムラサキ、などなど特有の言い回しがあります。お茶については「あがり」と言われますね。
なぜ「あがり」とよばれるのでしょうか。ここではお寿司屋さんでお茶が「あがり」とよばれる由来をご説明したいと思います!
「あがり」の由来は江戸時代にさかのぼります。江戸時代の遊郭(花柳界)では、客がつかない芸妓はお茶を挽く仕事をしていたといいます。そのため、当時は暇な芸妓を「お茶をひく」表現され、「お茶」は縁起の悪いものとして避けられていました。一方でお客さんがついて座敷に上がることのできた芸妓さんは「おあがりさん」と呼ばれ、縁起のよいものとされていました。ここから、「客が上がる」という縁起を担いで「上がり花」、転じてお茶を「あがり」と呼ぶようになったそうです。由来って面白いですね~
ということで、今回は回転寿司にあるお茶の正体から、「あがり」の由来まで説明してきました。この記事が読んでくださったあなたの生活をちょっぴり豊かにするお手伝いができていたらとっても嬉しいです😊
今後もお茶に関する情報を提供していきますので、いつでも遊びにきてくださいね!お待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ーレッドキャップ ,Red cap