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ジャンプ新連載「レッドフード」感想

・今週のジャンプから連載が開始した「レッドフード」について感想です。
読みながら思ったことをつらつらと適当に書きます。
※当然ながらネタバレ注意です。


・最初に目にした感想「あ、連載までいけたんだ」だった。
近未来杯?かなんかで読み切り版が掲載されてた作品だと思うんだけど、
なんとなく「連載まで行くのはつらそうだなー」と思っていた。
・読み切り版、お話としてはとてもよく出来てたんだけど、単話で綺麗に終わってたから、続きがあんまり想像できなかったんですよね。

・絵がうまい。そして見やすい。っていうかすごい堀越先生味が強い。
主人公とかはまだそうでもないんだけど、村のモブおじさんとかヒロアカの背景にいても全然違和感がないレベルだ。
・巻末コメントによると堀越先生の元アシらしい。納得。でもここまで似る事あるんだ……。

・巻頭カラーで赤ずきんの大きくなった形態を出したのもったいなくない!?
メインキャラのカッコイイ形態だからカラーで描きたかったのは分かるけども……。
・劇中で赤ずきんがちっさい状態で出てきても「ああ、この後大きくなるんやなあ」としか思えなかった。
「凄腕の狩人と聞いていたのにこんなにちっちゃい女の子が!?」という驚きを読者に与えるべきなのに「実はかっこいいお姉さんに変身するんですよ!」という答えを先に提示してしまうのはすごく惜しい気がしてならない。

・それはそれとしておっぱい部分の皺の描き込みに執念を感じる。太もももジャンプで許されるのかっていうくらいムッチムチだ。フェチ~い。


・村長、気持ちの良いキャラだ。今後出番があるキャラではないんだけど、こういう主人公の戦う理由の根っこになる予定のキャラが好印象であるというのは大事だと思う。要はスパイダーマンのベンおじさん。あとシャンクスとか。


・人狼の正体はおばあさん。まあほぼ二択みたいなもんですけど。
・確か読み切りでは村長だったはず。読み切りを読んでいる人には効果が上がるミスリードだ。
・人狼おばあさん、センスの良い言い回しをしようという気概はすごく感じる。あんまり好みじゃなかったけどね。
・「どうしてそんなに○○が大きいの?」のくだりはもっとページ数使ってねっとり言いまわしてほしかった。まあ第一話でそんなじっくりやってらんないだろうけども。


・画力はかなりしっかりしてて、ページの迫力も申し分ないんだけど、なんか爽快感がなかった。
・親しい隣人のフリをして裏では村人を食い散らかし、挙句の果てにかけがえのない恩人の命を奪ったにっくき人狼をブチ殺した!という場面なのに、ちょっとカタルシスが薄くない?
・というかあれだ。主人公がド怒りしてる場面がないから物足りなさを感じたのかも。
・人狼ばあさんが結構えげつないことしてたのに主人公は現実を割と淡々と受け止めていて、「今まで騙していたんだな!許さない!」みたいなのが無かったのがなんかね。うん。

・やっぱり流れとしては二人で人狼殺しの旅に出る流れみたい。
・赤ずきん以外の童話モチーフのキャラとか出てきそう。
・というか第一章「人狼狩り」と書いてあるから別の化け物を倒すパートに進んだりもするのかな。
・色々言ったけど絵も好みだし展開も悪くないしで結構期待している。ソウルサクリファイスみたいなドロドロのダークファンタジーやってほしいな。



 ……おねショタ同人が出そう。

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