42歳の私が中小の物流会社から大企業の自動車メーカーへ転職成功した件②
就職氷河期の今の40代がどのような状況か考えたことありますか??
実は40代って企業の大小に関係なく不足しています。
きっとあなたの会社もそうだと思います。
まずは下の表を見てください。
高度経済成長期
第一次ベビーブームにあたる70歳前後の方々は戦後ので売り手市場だったので余裕で就職。
※高度経済成長期1955年頃から1973年のオイルショックまで続きました。
バブル期
1986年 ( 昭和 61年)12月から 1991年 ( 平成 3年)2月までの51か月間も
売り手市場だったので60歳前後の方も余裕で就職。
その後はリストラやいわゆる就職氷河期となり、失われたうん十年に突入
今の50代前半~40代は超買い手市場となりコネを使わないとなかなか就職先がない・・・
しかし、われわれ40代は企業へ正社員としての入社ではなく派遣会社経由での入社が余裕でできた・・・
背景としてそして、1999年の派遣法改正からの2005年3月製造業への派遣解禁。ざっくりいうと幅広い業種で派遣社員を受け入れられるようになった。
雇い主・・・仕事が減った時に正社員が減らせない
労働者・・・就職先がないためとりあえずなんでもいいので就職先につきたい、タイミングを見計らって正社員になろう!!そう思って派遣社員を選んだ方々もなかなか抜けられない状況に。
(大手とかだと正社員の業務につけるので割と楽なところも多かった)
また、マクドナルド、吉野家、サイゼリア・・・ファストフード店が良い意味でも悪い意味でもコスパの良い食品を提供してくれた甲斐もあり、とりあえずで考えていた派遣社員生活がずるずる・・・
たとえ正社員で就職できても、就職氷河期世代は大体ブラック企業が多く根性を試された方も多かったと思います。就職するってこんなに大変なんだなぁ~って思ってました。
しかし、2000年前半の大リストラ、就職氷河期世代の採用人数減少の影響か、入社後年々なんだか採用人数が増えてきて一般の企業であれば割と入社しやすくなり2008年のリーマンショックまで気が付いたら売り手市場に!!
一体われわれが味わったあの就職の困難さは何だったんだ????
・・・③へ続く
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