見出し画像

【29歳で年商4億】元ホームレスのアパレル社長

みなさん、こんにちは

大槻亮太です。

若くして稼いでいる方を見ると良い刺激をいただけますよね。

このコロナ禍において、その波に乗り29歳で年商4億円を達成している女性経営者がいます。

米国のアパレルブランド「By Samii Ryan(バイサミーライアン)」創業者でCEOのサマンサ・フランツ29歳。

彼女は、2021年にフォーブスの「30アンダー30」に選出されています。

アスレジャーに特化し、2020年の売上高は、
前年比650%増の日本円で約4億3700万円。

好調の要因は、ステイホームによる部屋着需要の増加や、
様々なセレブが愛用して、人気が上昇したことにあります。

コロナ禍の消費者ニーズをうまく捉え、90年代のファッションにインスパイアされたデザインでブランドを成功させています。

画像1

そんな彼女ですが、育った家庭環境は決して恵まれたものではなかったそうです。

「私は、皆と同じように公立高校に通い、部活はチアリーディング部とサッカー部に入ったが、家族はホームレス向けの施設で暮らしていた。両親が離婚した後、人生の大半をホームレスとして過ごしてきたが、友達には内緒にしていた」とのことです。

ペンシルベニア州出身、中学と高校の大半を母親と2人の姉妹と共にホームレス施設で過ごし、友人の家のソファで寝ることも多かったのです。

彼女のサクセスストーリーのきっかけですが、

地元のロックフェスでファン向けにフェザーイヤリングを販売していた際に、
ケシャなどのアーティストの楽屋に忍び込み、ジュエリーをプレゼントしたのだといいます。

そうするとラジオ番組のケシャのインタビューで、お気に入りのイヤリングをデザインしたのがフランツであることを紹介したのです。

その直後からフランツのもとには注文が殺到。
大手からのオファーが舞い込みました。

その状態で父親の家の地下室で会社を立ち上げたのです。

By Samii Ryanの顧客層は18〜30歳が多く、本来はEコマースとの親和性が高いはずだが、現状のEC化率は25%に過ぎないのだそうです。

小売店への卸売りが売上の大半。
卸先でもリアル店舗で販売されるケースがほとんどだといいます。

画像2

フランツは、By Samii Ryanの売上高を今年3倍に増やし、海外進出を果たすことを目指しています。

「我々はボリューム型のブランドだ。自分たちの販売力を熟知しており、毎月目標数値を達成し続けている」語っています。

とても刺激をいただけます。
常に次のステージを目指して仕事をすることの面白みを改めて感じさせていただけます。

そしてどれだけEC市場が成長しようとも、実店舗での販売が主となり消費者のニーズを掴んでいくのだと学ばせていただきました。

いいなと思ったら応援しよう!