熱かったカレッジフットボール2020
みなさん、こんにちは
大槻亮太です。
今回は2020年度のカレッジフットボールで優勝したアラバマ大学の選手についてです。
1月11日にアラバマ大学がオハイオ州立大を52対24という一方的なスコアで下し全米制覇。
ランキングで1位を守りきっての優勝は初のことで、
ニックセイバン監督の全米制覇も7つと史上最多となりました。
今季は本当に強すぎましたw
そのオフェンス力には目を見張るものがあり、全員一流のポテンシャルを持っていますが、代表的な立役者として3名を紹介します。
・マック・ジョーンズ
抜群の安定感でほぼノーミスでした。
レシーバーがキャッチした後さらに走れるできるだけのスペースを考えてのパスでゲインをぐっと増やすことが出来ました。
80%のパス成功率に5TDを含む464ヤードのパス。
このヤード数はタイトルゲームでは史上最高の数字となり、
レコードブックに彼の記録が刻まれることに。
・デヴォンテ・スミス
ハイズマントロフィー、マックスウェル賞、ビレントニコフ賞を総なめ。
アラバマ大の主戦力はスミスであると言っても過言ではない、
とんでもなく優秀な選手です。
この試合では12回の捕球で215ヤードに3TDと素晴らしい記録を出しました。
しかしこの記録は、
第3Q開始早々に指を負傷して退場しそのまま試合に戻ることはなかったので、前半だけで獲得した記録なのです。
後半も出ていたら新記録間違いなしの数字ですw
・ナジー・ハリス
今季のすべての試合を通じてランだけでなく得意のキャッチ能力で相手ディフェンスを翻弄していました。
特にランアフターコンタクト(タックルを受けた後のゲイン)とランアフターキャッチ(ボールをキャッチした後のゲイン)が凄くて汎用性の高さが目を惹きました。
優勝決定戦でもラン(79ヤード、2TD)、キャッチ(79ヤード、1TD)と優秀な記録を残しています。
これらの選手はNFLへ行っても活躍を期待できる選手ですので今後も目が離せませんね。
今回は私がワイドレシーバーだったこともあり、
オフェンスに注目した内容となりましたがディフェンスも素晴らしかったので是非試合を見てみてください。
来季のカレッジフットボールが今から楽しみであります。