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FMV Mobile Keyboardを買った。

ワイヤレス一枚で完結するキーボードが欲しくて買ってしまった。
LIFEBOOK UH Keyboardのころから気になってはいたものの、もう一つの製品とずっと迷っていた。


ポインティングデバイスの話

迷ったのはもちろん、ThinkPad トラックポイント キーボード II
仕事でも、日常でも普段使っているラップトップがThinkpadなのだから当たり前の選択だった。

https://www.lenovo.com/jp/ja/p/accessories-and-software/keyboards-and-mice/keyboards/4y40x49522


ただ、タッチパッドが恋しかったのだ。
メインポジションから動きが少ないと言う点は、Thinkpadのトラックポイントのほうが優れている。
しかし、タッチパッドの直感性に負けてしまった。
スクロール、タスク移動、デスクトップの切り替えなど、1本2本3本と変わるジェスチャーはかなり楽だ。
ラップトップでもトラックポイントを使いながらも、タスクビューなど各ジェスチャーは多用してしまう。
また、FMVはパームレストも兼ねているため、膝の上や不整地などでも、手首を軸に打鍵しやすいのだ。

ここ数日間使ってみた。

この文章もFMV Mobile Keyboardで入力している。
ここ一週間弱ほど、仕事、自宅等で使ってみた所、かなりしっくり来ている。
打鍵感も素晴らしく、浅いながらもしっかりとしたクリック感、入力の感触、打鍵についてくる感覚、合格点を超えて馴染んできている。
これに関しては、青軸等のメカニカルなどと比べるものではない。
それとは違う良さがこれにはあるのだ。リアルフォースやマジェスタッチの素晴らしさを知ったうえでも、これには違う良さを感じさせてしまう。
板の上での指の動かしやすさ、手の感覚に馴染む感覚がとても心地よい。
この感覚はMacBookAirやThinkpadでも散々感じていた部分ではあるものの、FMVもそれに匹敵するほどの完成度を持っている。

右Alt問題

普段遣いのブラウザ操作は戻る/送る操作をAlt+←/→で行っている。
Thinkpadでは必ず右Altがあったため絵右手だけで完結してこの操作を行うことできた。
しかし、FMV Mobile Keyboardには右Altが無い。
これは大きな問題として直面した。
メインアルファベット等のキー配列は気にしていたがこれは想定外だった。
自信でもこれほどAltキーを多様していた自覚がなかったのが大きいかもしれない。
ChromeやFirefoxなどではジェスチャーでの戻る/進むも可能であるが、windows上のエクスプローラーではこうはいかない。
Alt+←以外ではBackSpaceしかないし、進むキーは使えないのだ。
こればっかりには慣れるしか無い。

FキーとFn問題

ThinkpadではFキーは4キーずつにグループ分けされて、かつHomeキーなどがあるため、Fキーが少しずれている。
FMVにはこれはない。
微妙に場所が違うことがノールックでの入力にはまだ慣れない。

Fnキーに関してもそうだ。
ThinkpadよFMVではCtrlキーとFnキーが逆になっている。
最新のThinkpadではFMVと同様にFnキーが内側に移ったらしいが、一回慣れてしまったものを変えるのは難しい。
しかし、フルサイズのキーボードを使う際には端っこのCtrlを探している自分がいる。
ThinkpadではBIOSでCrtl/Fnの切り替えが可能のようだが、自身はどちらに身体を合わせるべきかわかっていない。


切り替えがワンボタンで楽。

まず、このKeyboardには2つの接続方法がある。
USB Type-Cの有線接続と、Bluetoothである。
有線接続時は電源がOFFであろうと反応するし、複数代のPCをまたぐ作業にはとっても快適だ。
Bluetoothに関しては3台の端末を登録でき、右上端あたりにボタンとインジケータがある。
2台のPCを登録してあるが、押した回数だけ端末が切り替わっていくのは楽でいい。

総評

完成度はかなり高いものになっている。
手に吸い付くキーボード、扱いやすく反応のいいタッチパッドなど求めていたものが一枚で完結できた。

デスクトップPCを寝っ転がりながら操作したり、移動の自由度もかなり高い。
ここ最近はPC系統のデバイスというものをあまり求めていなかったが、これは期待以上の代物で買った以上の価値が合った。

買ってよかった。
かっこいいし楽しい。
この感覚を久々に感じることができた。

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