デブなかぴばら。
TRILLマンガさんに8月に掲載されたマンガです。
noteで紹介したいなと思ってましたが、月日が経ってしまいました…。
TRILLマンガ様、改めてありがとうございます!!!
娘が小学校に上がる前、
私は人生で最大の体重になりました。
娘を妊娠している時以上に…。
今はその時より4キロくらいは痩せました。
痩せてない
なぜそんなに太ったかと言うと、
このTRILLマンガさんが掲載していただいたマンガを見ていただけるとわかると思います。
娘が年長さんの時、他害がひどくなりました。
不快な時、私を引っ掻いたり噛みついたり無茶苦茶な時期でした。すごかった…。
やめて!ダメだよ!も通じない子供にケガをさせられる日々。
たまらず通っていた療育園の園長先生に相談しました。
つらいよね、大変だよね、
その言葉だけで心がやすらぎました。
しかし、
娘ちゃんにダメと言っても伝わらないです、伝わらないと思ってください、
他害は治まるけどいつ治まるかはかわからないから受け入れて待つしかないです、
と言われました。
当時は、
ダメな事はダメと伝えましょうと言われると思っていたのでびっくりしたのを覚えています。
でも「伝わらない」って
清々しく言われて、ストンと納得した自分もいました。
今なら過去の自分に、
もうすぐ落ち着くよ!頑張れ!と
励ましてあげたいですが、
その時の私はじゃあいつまで我慢すればよいのだろう…とまた不安になりました。
そして園長先生の話の続き。
諦めて、日々の楽しみを作る!美味しい物食べる!お酒飲む!そうやって乗り切って行きましょう!と。
そりゃそうだ、地獄が続くなら毎日せめて楽しみを作らねば!
とすぐ賛同。
そしてさっそくストレスを紛らわすために酒を呑み、ケンタッキーを食べ、マックを食べ、ピザを食べ、ラーメン、炭水化物、酒を呑み…を頻繁にしていた結果。
すごくデブになった。
園長先生のせいではないが、
でもすごくデブになった。
デブになり、なんとか精神を持ちこたえて娘と過ごしていました。
冬になり私だけに向いていた他害が、児童発達支援の友達や、保育園の友達や、療育園の友達に向くようになってしまった。
デブになってから本当の地獄が待っていました…。
他害を受けたお子さんや親御さん、支援者さん、園の先生など謝罪する日々。
私のストレスはピークに達しました。
そしてもっとすんごいデブになりました。
そして人生最重量の時に
娘の保育園と療育園の卒園式。すぐ小学校の入学式。
直前でフォーマルを買い直し、
卒園式はすごくでかい黒い服を着たデカいおばさんで出席した。
号泣するデカフォーマルおばさん。
私は食べることも、お酒も大好きで、
でもやはり太るので、食べたい物を我慢して
日々生きていました。(普通だよね…?)
そこへ、娘の他害のストレス、園長先生のありがたい助言で、私はなんとか生き延びたが、デブになった。
そして今は4キロなんとか体重は減ったが、
世間的にはとてもデブ。
そしてなかなか減らない体重。歳取ったから全然減らない。
仕事で肉体労働してるのになあ〜。あの汗は何なんだ。
園長先生のありがたい助言は
私を助けてくれたが、代償も大きかったのでした…。
いや、本当に助けられました。
そしてこのマンガを掲載していただいたTRILLさんからのコメントがあります。
引用させていただきます。
もう、本当に、これにつきると思います!
子育てで悩んだ時はいろいろな人に愚痴ったり相談したりしないと闇から抜け出せないと思います。
私は当時、療育園と保育園と児童発達支援と地域の保健師さん、医療療育センターのお医者さんと言語聴覚士さんなど、たくさんの繋がりがあった為、娘との日々が辛くても生きてこれました。
たくさんの人に、話を聞いてくれるだけでストレスが軽くなったのを覚えています。
1番お話したのは療育園の保育士さんでした。
同じように障害を持つお子さんを育てている保育士さんが多かった為、
辛いことを吐き出すと、「わかります!!」とまず共感してくれたのが本当に救われました。
就学についてもたくさん教えてくださり、本当にありがたかったです。
ということで、障害に限らず育児に悩む方は本当に一人で抱えこまないでほしいなと思います。
私が娘とここまで生きてこれたのは本当に周りの助けのおかげなんだとこの記事を書いて再確認しました。
めっちゃデブですけど本当に感謝しかないです。ありがとうございます。
おわり