ヨコ、12年間お疲れ様でした(大宮アルディージャ編)
横山選手の引退によせて12年間を勝手に振り返る、大宮アルディージャ編です。フロンターレ編、セレッソ編はこちら。
※引き続き選手名については以下敬称略で
近くなった!近くなったぞ!と喜び勇んで始動日から練習場へ。始動日でしょ、NACK5スタジアムでの公開練習でしょ、キャンプ合間に自分の誕生日があったからその日の練習、ホーム開幕戦…。川崎の試合と被らない日はだいたい観に行きました。観に行った試合を全部挙げてるときりがないので、3年間で観戦した中で、良くも悪くも印象に残っている試合をいくつか挙げたいと思います。
・2015/11/14 J2第41節 vs 大分トリニータ
J2優勝を決めた試合。
横山というよりは、ムルジャのゴールや家長が決めたPKとか全てひっくるめてなんですけど、優勝ってこんなに嬉しいんだと。一人でゴール裏で応援してたんですけど、ムルジャが2点返して同点に追いついたあたりから周りの人達と「いける!いけるよ!」と盛り上がって、家長がPK決めたときはハイタッチしながら泣いてました私。「まだ泣くの早いよ!」と近くのおじさまに言われたけど泣けるものは仕方がない。優勝決まった瞬間はほんとに嬉しかった。この年の大宮のサッカーは楽しかったし、大宮というチームがとても好きでした。
周りの人と肩組んで「寝ても大宮」を歌い、優勝セレモニーでひとしきり盛り上がって、スタジアム出ても興奮冷めやらずで大宮駅のバルで一人で祝杯あげて帰りました。こういうとき一緒に祝杯あげて喜べる仲間がいたらよかったなあと、このときばかりはちょっと思ったりしました。
・2015/7/26 J2第26節 vs FC岐阜
この記事のヘッダーにした写真は、試合後にウイニングハイタッチでサポーターとハイタッチしているところです。
(試合前にピッチ外周を歩けるイベントをやっていたのでお立ち台で記念撮影の図)
まさかの2得点。しかし残念なのは2点ともアウェイ側で、メインスタンドのかなりホーム寄りで観ていたので全然なにやってるかわからなかったこと。隣で観ていた旦那が「横山じゃね?」と言うけど「いやいや違うでしょ」と言いながらビジョンでゴールシーン見たらたしかにヨコだった。前半終わり頃に2点目が決まり、明らかにハットトリック狙ってましたが3点目はとれず。しかし、ムルジャ、福田、家長と終わってみれば5-0で、ヨコ2点とったのに霞むわ!って感じでした。
ちなみにアウェイ側でフロサポ友人が観ていて「なんか長居の最終節思い出したんだけど!」と試合後合流して開口一番に言われました。…なんかごめん。
たぶん2点目のあと。
初お立ち台。
キクとハイタッチ。
・2015/11/23 J2第43節 vs ツエーゲン金沢
試合自体は前半に金沢に先制され、後半清水慎太郎と福田俊介のゴールでなんとか逆転して勝ったという、若干「おいおいしっかりしろよ」って感じの内容でしたが勝ったからいいんですよキャプテンだったし。帰りの選手バスの中からお手振りしてくれたし!
優勝記念で遠征したサポーターも多かったようで、かなりの数の大宮サポが行ってました。まあ私もご多分にもれず優勝決まってから金沢行きを決めたクチで夜行バスで向かった訳ですが(しかも前日は川崎の最終節で最終戦セレモニーからの飲み会に顔出してからの夜行バス)。朝早く金沢駅着いて近江町市場で寿司食べてコロッケ食べて兼六園をめぐってスタジアム着いたころには実はへろへろだった気もするけど楽しかった!
・2014/9/23 J1第25節 vs 川崎フロンターレ
負けた試合について書く必要は無いとも思うのだけど、なんていうかサンドバック状態ってこういうことを言うのかなと大宮側で見ていて思ったりしました。大久保嘉人ハットトリック。おかしいなあ。選手入場のときは「あー娘ちゃんと入場してるー!」とか呑気に思っていたんだけどな。
大宮は監督が渋谷さんに替わってから3連勝で、守備も立て直しつつあったのだけど、確か大久保嘉人が名古屋でカルビーの看板蹴っちゃって2試合出場停止になって、明けた試合だったから休養十分で点獲りたくてうずうずしてたのよね。相手が悪すぎるよこりゃ、と大宮サポに偽装しながら観てました。しかも結局これがこの年観戦した最後の試合になってしまい個人的には残念。
・2016/3/20 J1 1st 第4節 vs サンフレッチェ広島
何ていうか、「故意にやった」みたいなことを言われるのが本当に嫌だった。横山の試合後のコメントが一人歩きしてるみたいな感じで。
勿論、故意ではなくても、佐々木翔に重症の怪我を負わせてしまったことには変わりないし、1-5と点差の開いた状態でそこまでチャレンジする必要もなかったかもしれない。この状況を何とかしたいと、横山が焦って空回りしたり悪手になったりする姿を何回か見てきた。ミスを取り返したいと思うあまりに判断を誤ってしまったりする。それは横山の選手としての未熟さだったと思う。でも故意に相手チームの選手を怪我させようとする選手では決してないと、ファンのひいき目と言われようが、私は今も信じています。
この試合、ファンクラブでウイニングハイタッチに申し込んで当選していたのだけどそれどころじゃないよね、っていう。結局集合場所にも行きませんでした。行けなかったというのが正しいか。あと、試合が終わって我に返って足元を見たら、後ろの人がこぼしたジュース?お茶?で水たまりができていて、カバンが水浸しになっていてガチ泣きしそうだった。後ろの席の人はとっくに帰っていたようで、弱り目に祟り目とはこのことかと。コップ倒したらせめて声かけてほしかった。これ以降暫く観戦するときはどんなに晴れててもカバンをゴミ袋に入れてました。
嫌な思い出で終わるのもなんなので。
2014年のJリーグアウォーズで思いがけず大宮の代表で出席していて、大山選手と泉澤選手を引き連れて引率の先生みたいだったとか(身長差的に)。
2015年のJ2第16節アビスパ福岡戦で、塩田選手にお子さんが生まれて、ゴールパフォーマンスでピッチの選手全員でゆりかごダンスしに行っちゃったのだけど、監督に残れと指示されて(全員いなくなっちゃうと相手チームに試合始められちゃうからだっけ?)一人でセンターサークルへ戻っていく姿が中間管理職のようだと「課長代理」とサポーターから言われたりとか、2016年の天皇杯ガイナーレ鳥取戦で、ペチュニクがゴール決めてみんなわちゃわちゃ喜んでる時にどさくさに紛れて高山選手の髪の毛をわしゃわしゃしてたり、チームの決起集会とか誕生祝いとかの集合写真で変顔してたり若手選手にプロレス技かけてたり、、個人的には大宮にいた時が一番見ていて楽しかったかもしれません。
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