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「みんなと同じ」という呪縛


「みんなと同じがいい」

なんでそう思うの?

「だって同じ方が目立たないから。」

なんで目立ちたくないの?

「だって目立っていたら、間違ったらすぐ叩かれるし。波風立てない様に生きていたいし。」



でもさ、あんたそもそも、同じって嫌いじゃなかった?みんなと同じ様に生きてきたっけ?同じっていう事に、ずっと違和感抱えてきたじゃん?


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いつの間にか。
太陽の色は赤で、草の色は緑で、空は青で、人の顔はうすだいだいで描くように教わって。それが当たり前になって、みんなが同じものを描くようになった。
青春とは尊いもので、人生において誰かを愛することは必須。誰もが生きているだけで幸せなんだと声高に叫び、生きている間の苦しみなんて受け止めてくれない。それが世の常で、みんなで同じ「幸せ」を共有するようになった。


そして。
「個性」として受け入れられなかった、同じで無いものは排除され、あるいは差別され、あるいは生き残るために自分をねじ曲げてきた。


今まで有耶無耶にしてたけど、誰かや何かと同じってそんなに尊いことだっけ?

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もし。一部の、他者を受け入れられない器の小さな人間のせいで、生きづらさを感じてしまうのなら。私はありのままでいたいと思う。


どんなものでも思った通りに描けばいいし、自分が良しと思えば恋愛も結婚もしなくていい。何かに苦しんだっていいし、死にたいと思うことだって構わない。だってそれがありのままで、それが1番尊いことだと思うから。



もし、誰かが周りと違うことで苦しんでいるのであれば。
いつかの私が求めていたものを、そっくりそのままあなたに届けたい。


どんな些細なことでもいい。
どんなときもあなたを否定しないで。受け止めてあげて。あなたはあなたで、そのままでいい。




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