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奈良県がカッコいい!

私は鉄道好きが高じて、というか斜めの方向に伸びていき、最終的に全国の市町村に興味を持ちました。
すこし前まで、全国の市町村の面積、人口、特産品などを手当たり次第に調べまくってノートにまとめることが趣味でした。
これ、しっかりブログとかに書いたら面白そうだな、と考えながら。

しかし、あれだけ大切にしていたそのノートを、私は紛失したのです。
おおおん!!!!!!

市町村を調べるのにはかなり時間がかかります。北海道だけで90時間かかりました。なのに…どうして…。
しかし、私の記憶の端っこに、市町村調べの副産物が残っていたのです。
それは、

奈良の市町村名、カッコ良すぎる説!!!

というわけで、今日は奈良のかっこいい市町村名を紹介していこう!

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まずは、橿原市(カシハラシ)
橿原!!層の厚さを感じる漢字ですよね、「橿」。カッコよくないですか。
Wikipediaに記載されている、市名の由来もカッコよすぎて

市名は九州地方宮崎県から渡ってきた神武天皇が磐余(いわれ)の地において磯城の首長の兄磯城(えしき)を破り、饒速日命も天津瑞を献じて仕えることとなり、神武天皇即位紀元辛酉の年の春正月の庚辰の朔日に畝傍山東南「橿原の宮」に即位し建国したという伝承に由来する。

中盤から最後の方なんて読むのかわかりません。

次に、御所市(ゴセシ)
御所って文字が天皇家の何かしらを彷彿とさせます。
所の字を「セ」と呼ばせるのがかっこいい。所沢もびっくりの読み方(?)。
金剛山、葛城山という2つの山を擁する市です。山の名前もかっこいい。
しかし、市のホームページ、年中行事欄に記載されている「PL花火鑑賞」が気になります。御所市開催の花火ではなく、大阪の富田林市で上がる花火を葛城山頂から見る…だそうですw

まだまだ他にもございます!

香芝市(カシバシ) 「香」が地名に入ると急に詩的になるというか。カッコよくないですか。明日香村(アスカムラ)も同じ理由でかっこいい。
平群町(ヘグリチョウ)は読ませ方がかっこいい。ヘイグンだと平民みたいでカッコ悪いですよね。群馬もグリマだとかっこいい(のか?)
生駒市(イコマシ)も読ませ方の勝利です。ナマコマじゃなくてよかった。
大和郡山市(ヤマトコオリヤマシ)大和高田市(ヤマトタカダシ)は大和がカッコ良さを牽引します。
斑鳩町(イカルガチョウ)は言うまでもない響きのカッコ良さ。法隆寺あるし。

ここまでカッコいい地名が揃っていれば、十分おわかりいただけた気がしますが、なんと、まだ出てくるのが奈良のすごいところ。

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宇陀市(ウダシ)
耳で聞いた感じではカッコいい?って感じですが、「陀」ですよ。仏陀や曼陀羅に使われる、というかそれぐらいしか使わない漢字を持って来るのがかっこいい!!
曽爾村(ソニムラ)
総人口1400人ほどの秘境感漂う村にぴったりの、神秘的な名前です。白いヒゲを蓄えた伝説の長老がいそうです。
御杖村(ミツエムラ)
曽爾村のお隣にある村です。もう伝説の長老が残した杖の伝説が語り継がれているという架空の物語が作れそうなくらいかっこいいです。

こんなにかっこいい地名を取り揃えているなら、もっと頑張って欲しかったのは
上北山村(カミキタヤマムラ)
下北山村(シモキタヤマムラ)

急に小学1年生で習う漢字集になってしまいました。もっとかっこいい名前を与えてあげてほしいです。
川上村(カワカミムラ)も、他の地域にある地名なので、せめて大和を付けたくなります。

まあ全てカッコ良すぎるのも胃もたれしそうですから、このくらいがホッとするのかもしれません。

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ホッと一息ついたところで、奈良には安堵町(アンドチョウ)があります。
コテコテの地名巡りをした後は、安堵町でホッとしましょうってことで。抜け目ないなぁ、奈良県。

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