ヘ音奏者への道その6
せっかくなので(何が)高校生の頃の話を膨らませようと思います。私の母校は都立狛江高校、4期生と当時はまだ新しい学校でした。なぜか音楽が盛んな学校で、2年先輩に宏美さんツアーでご一緒の名ドラマー石川雅春さん(当時は知り合う機会はなし)、同級生に「世界の車窓から」で有名なチェリスト溝口肇くん、安全地帯のアレンジャーなどにもなった超天才キーボーディスト川島バナナ達と文化祭などで一緒にやりました。ナンバーはその5でコピペした深町純氏の曲以外にはもっぱらジェフベック。
それと日本のセッションミュージシャンの名盤キャラメルママ。
チョッパーズブギー(オリジナルのベースは後藤次利)は当時のベーシスト必須曲で、卒業するまで何度も弾きました笑。
ところで、音楽は聴くと瞬時にその時の思い出が蘇る、という不思議な力があります。僕にもそういうチューンがあり、主に当時の恋愛やそれに伴う自分の感情のようなものが匂いのように浮かぶという感じです。おっさん(もうじいさんの域に達しつつありますが)になった今でもその効能は褪せないのがすごいですが、なぜか殆どエリッククラプトンなんです。アルバムもこの2枚。
他にもデレクアンドザドミノス、EC was Here、クラプトンソロなども同時期によく聴いていたんですが、その思い出効果は上記の2枚だけ。風景を切り取った写真のようにJBLのスピーカーの音と共に懐かしく、いつまでもいい思い出として残るでしょう。1977年の来日武道館コンサートも見に行きました。前座はプリズム、彼らの武道館デビューでした。その1年後、ベースの渡辺建さんに師事することになります。高校時代の話はもう少し続きます。
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