#038 インプットしなければアウトプットはできない。
企業でも地方自治体の活動で最近気づいたこと。
学びが少ないひとが多いと、アウトプットすることはできないのではという根本的なことにぶち当たっているなと。
わたしの周りはすごく自ら学びに行っているかたが多く、いつもその方達がすごいとずっと尊敬のまなざしでみています。また、自分自身も気になったらすぐ学びの場所に話を聞きに行ったりするので、学ぶこと、インプットすることがあたりまえの感覚でいたのだ。
気づいたのは「加西まち活ゆめ広場」を開催していてのこと。約1ヶ月に1回、多彩なゲストをお迎えしてまちづくりなどのお話を聞く会です。夜開催されるので、もちろん勤務が終わってから参加するひとばかりです。興味があるないはもちろんあるのですが、この前のゲストの時にふっと気づいたんです。
その回のゲストは、特に市街地のまちづくりに関してとても実績もあり、いろいろな場所で企業との住人のあいだを取り持ってこられたかた。
なぜこのゲストの時に、市の職員がほぼ来ないのだ??
公務員になった立場からすれば、勤務時間外に仕事と関係することのはなしを聞きに行きたくないって心理がはたらくのかもしれません。もちろん残業の感覚となるのはわかります。でも、だからこそ、じぶんから学ぼうとする意識がないところにそれ以上の進化はないなと。
企業でも同じこと。
インプットは、関連本、業界本を読むことも入ってくると思います。基礎知識は確かに本だけでもいいですが、時にはインプットしている内容のセミナーや交流会などに参加することがいいのではと思うのです。実際にその分野のはなしや事例を聞くことで、内容が入りやすいだけでなく理解も早い。何より同じ意識を持ったひとたちとの交流ができる(名刺交換っていう意味ではないですよ)。意識が同じひとたちに交わっていると思わないところで次の展開につながったりするのです。またひょんなところからアイデアももらえたり、浮かんだりします。
じぶんの仕事に関する知識をインプットし続けないとアップデートできないってこと。そしてインプットがなければ、アウトプットはできない。
アイデアが二番煎じになるのはどこかで実績があることをそのまんま取り入れようとするから。それぞれの地域、それぞれの企業の業種にあうようにアレンジしないと絶対にはまらない。
学びの時間は、自らつくることで次の展開がみえてくる。
そんなことを最近悶々と考えているのでした。
プランナー、コピーライター。生活者に寄り添い、ファンをベースとしたプランニング、広報支援致します。2017年加西市制50周年キャッチコピーに選ばれました。「ともに創り、ともに育む。」さとなおオープンラボ関西二期生。広告・カフェ・北欧・紙モノ♡地域遊びとローカルメディアも挑戦中!