
願ったり叶ったり
夢は突然に叶うもので
校内暴力全盛期
比較的良い子が通う学校だった
アタシの中学2年しかも夏
少数派のスケバングループにいた
気の短い ふくよかな方の髪型をみて
違った意味で興奮していた自分に
降りかかりました・・・
スケバン「 てめぇ なにガン飛ばしてんだよ! 」
かおる「 先輩の髪型に見とれていて… 」
ス「 気にいらねぇんだよこの髪型 」
か「 そんなことないですよ…素敵です 」
ス「 おもしれぇ 同じようにしてやろうか!
なめたこと言ってんじゃねーよ」
自分の妄想で
瞳をキラキラ✨させてしまったアタシ
同じ髪にされることになったんどけど
いちお そこは学生なので
夏休みまで執行猶予がつきました
夏休み初日
アタシはカノジョらに連れられて
古めかしい佇まいのとある美容院の前に
ドアを開くと
激しいパーマ液のにほひ
もう愚息がピキピキ反応
想像では
還暦近いおばあちゃんが出てくると思いきや
天海祐希似の
とても素敵な女性
「あっ!朱美ちゃんの(仮称)ご紹介のコね」
「パーマよね♪ 派手にしちゃってって頼まれてるんどけど…ホントにいいの?(笑)」
自分は赤面で (//ω//)
「はい」としか答えられませんでした。
少し暗いその店舗のおかげで
股間の膨らみを隠せてホッとしました。
カラカラとロッドの準備をする音を
聞くと
もうはち切れそうでした。
髪を触られて
「けっこう硬そうね…まぁヴァージンヘアだからね」
と自分の描いていた理想の展開…
「パーマ液を先につけて柔らかくするわね」
と全体にパーマ液が塗布され
愚息から我慢汁がほとばしるのが
実感できました。
「アノコとても気に入っていたのよ、ああいう年頃なんだから、コトバ選ばないとね ´◡` 」
とオトメゴコロのアドバイスをしながら
素早くアタマ中に色とりどりの
ロッドを巻いて
手早くピンを刺して
パーマ液を塗布し始めました。
そのドロッとした液体は
少し冷たいけど、
髪の毛に浸透していくときには
自分を何か違うものに変えてしまいそうな
チカラを持っているように感じました。
きっとこの時点で
自分のアソコ
ビチャビチャなんだろうなと思いつつ、
にほひと感覚を楽しみました。
塗布が終わって
ターバンを交換して、
キャップを被せられ
その後に
夢のような出来事が起こりました。
席を立つように促された自分は
窓際のとある椅子に
連れて行かれました。
そうです…
憧れの
お釜付き椅子に座らられたのです。
「加温しますね❤️」
当時は法律が改正される前で、
パーマで加温が当たり前でした。
現在はジュピター?って周る系の
オサレ機械になってしまって…
つまらないけど
セット用のレトロな
お釜を被せてもらえるなんて…
夢のようでした。
アタマがスッポリとお釜に入ると
外の音がシャットアウトされて
とても不思議な気分でした。
即座にゴォーっという音と同時に
優しい熱風がアタマを包み込みました。
美容師さんは耳元で
「熱かったら言ってね❤️」と
これまたずっと夢見ていたセリフ
全然熱くなかったのですが
何度もうなずいて(笑)
その後加温中
息子の暴走を止めるのに苦労しました。
何せ熱で匂いが増幅されて、
いまにも発射しそうでした。
「チン!🔔」という音とともに
夢の時間は終わってしまい…
自分はどうしても試したいことがあって…
思い切って美容師さんにお願いしました。
「最高に熱いのってどれくらいなんですか?」
「やって見る?(笑)」
と温度最高でお釜体験をさせてもらえることに
「はい!(//ω//)」
そのシチュエーションに
萌えたのでしょうか
5分位だったと思うのですが
ダラダラは止まらず。
遂に…
果ててしまいました。
続く。
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