「絵の具でポケットの柄を染める」作業手順
実際に絵の具で布を染める工程を解説します。ポケットの位置を決めるという重要な作業もありますので、しっかりとご覧ください。
キットに含まれるもの
・手順を書いた書類
・ポケットの型(Tシャツのサイズに合わせて一枚だけ入ってます)
・ポケットにする布(数枚入ってます)
・返信用封筒
・オーダーシート(透明の袋に入ってます)
用意するもの
・白い布(キットに含まれます)
・ポケットの型(キットに含まれます)
・アクリル絵の具など描く画材(筆や綿棒なども)
・パレット
・油性マジック
・マスキングテープ(なくても大丈夫ですがあると便利です)
準備は大事
作業する時は汚れてもいい服で、机は養生などしておいてください。汚れる作業に備えて準備しておくと大胆に作業できます。
布に描くときの注意点
白い布に絵の具で描いていきます。手順と言っても創意工夫が大事で特にルールはありません。(大人の方はなるべく先回りせず、子供たちの創作を見守ってあげてください。)
ただ、少しだけ気をつけてほしいのは、絵の具を薄めずに使うと予期せぬことが起こりやすいという点です。
この写真のように絵の具を全く薄めないで使うと、布に染み込まず、下洗いの段階で色が落ちてしまうことがあります。特に布に絵の具が出っ張るぐらい多くつけると、乾いたときに固くなり布から剥がれるかもしれません。
はじめに、試しに紙に描いてみるのもいいかもしれません。
作業の様子です。
三原色絵の具について
オプションのアクリル絵の具ですが、色々悩んだ結果3原色と白の4色セットにしました。
子供たちには、あまり見慣れない絵の具かもしれません。シアン、マゼンタ、イエロー、ホワイトの4色です。
いわゆる減色混合というものです。絵の具を混ぜると色はどんどん暗くなります。マゼンタとイエローを混ぜると赤になり、イエローとシアンを混ぜると緑になり、シアンとマゼンタを混ぜると青になります。シアン、マゼンタ、イエローをすべて混ぜると黒になります。
実際に絵の具でやってみました。確かになりました。
つまり、この三色の混ぜ方でどんな色でも作れるはずです。クリーム色など白っぽくするには白の絵の具がないと無理なので、白もついています。
色の勉強というニュアンスもありますが、なんとか自分の欲しい色を試行錯誤しながら、頑張って混ぜて作ってみて欲しい!と思い、この絵具を選びました。
完成したら
布に描き終えたら、しっかりと乾かしてください。乾いたあとで次の工程があります。
ポケットの位置を決める
このような模様が完成したとします。布は20cm x 20cmなので、ポケットよりもかなり大きいです。この中でポケットとして使う場所を決めます。
ここでポケット型を使います。
このようにして型を乗せてください。窓から見える部分が最終的にポケットとして仕上がる部分です。
加工には形の外側のラインまで布が必要なので、はみ出した位置はNGです。
以下の2つの写真のようにどこをポケットにするかによって全然違うニュアンスのものが出来上がります。
じっくり選んでください。
位置を決めたら、テープ等で軽く止め外側を油性マジックでなぞります。
そして、余白のところに名前とTシャツサイズを書いてください。
こんな具合です。これで完成です。
オーダーシートを記入
オーダーシートがありますので、必要事項を記入ください。
返信用封筒に入れる
布はオーダーシートが入っていた透明の袋に入れてください。そして、返信用封筒に、オーダーシートと布が入った透明の袋を入れます。
いい作品がたくさん出来てしまっても、Tシャツになるのは一枚です。かなず一枚を選んでくださいね。
3つとも捨てがたい。うーん、、どれにする??どこの位置にする??そんな悩みもまた楽しいものです。
返信用封筒をポストに投函ください
ポストに投函したあとで、hello@si-ro.jpまで連絡をいただけると助かります。ポケットに加工する作業を準備しておきます。
到着後の流れ
こちらに届いたあとは、一度下洗いし余分な絵の具を落とします。そして、乾かします。
乾いたあとは、アイロンをかけて、線に沿って切ります。そして、ミシンで縫ってポケットの形に整えていきます。
ここまできたら、あとはTシャツに縫い付けて完成です。
完成後、ご指定の住所に発送します。到着までお待ち下さい。
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