デーツについて(世界でのシェア)
こんにちは、スターティス編集部です。
今回はデーツについて(世界でのシェア)についてです。
デーツは、古くから中東を中心に食されてきたスーパーフード。
高温で乾燥した気候で育つため、中東や北アフリカで主に生産されてきました。
プルーンと同様に不足しがちなカルシウム、鉄の供給源として望ましく、またカリウムも多く含まれています。
スタミナ維持に効果的で、栄養価も豊富で汎用性も高い為、その後ヨーロッパやアジアでも食べられるようになり、日本でも、最近ではスーパーやコンビニなどでもデーツの実を見かけるようになりました。
デーツの生産量は、全ドライフルーツの40%弱でレーズンとほぼ同じでプルーンの約6倍。
日本では、レーズンやプルーンの方がなじみがありますが、実は世界ではとてもポピュラーなドライフルーツなのです。
生産量でトップのエジプトでは、デーツの人気は非常に高く、一般的にスイーツのひとつとして食べられています。
2位はサウジアラビア。3位はイラクと、中東がメインですが、アメリカも産地としては有名で、なかでもマジョール種はアメリカ産のものは水分感が多く、しっとりしています。このマジョールは、ヨーロッパ富裕層やアラブ富裕層に向けても出荷されており、本場中東の方からも人気の高いプレミアムデーツです。
水が少なくても育つデーツは、生産量は増加傾向にあり、まだまだ市場は成長すると予想されています。ヘルスケア食品としてはプルーンやレーズンよりも好む人が多いとのデータもあるほど。
中東で食されることが主とされていたデーツはますます世界へと広がっています。