私が教員を辞めた理由。(労働環境悪すぎた)
こんにちは。
元教員で今ヒラ社員のかおるこです。
(自己紹介は後で見てね)
このnoteは現役教員の方を応援するために書いています。しかし、今回は自分語りをさせて頂きたい。
さて本題。
私が教員を辞めた理由ね…
いっぱいある。
でも要約すると…
労働環境が悪すぎる。
これに尽きます。
あのね、一応教員(教諭)って四年制大学出て、教員免許取って、高倍率の採用試験通ってやっとなれるのですよ。狭き門ですよ。ここに至るまですんごい努力してなるんですよ。れっきとした身分の保障された公務員ですよ。大企業に入ったのとほぼ同じですよ。
なのになんで?
なんで、残業代出ないの?
なんで、土日休めないの?
なんで、休日出勤の手当出ないの?
いや、ほんと、なんで?
訳わからん。昔の法律がどうとか関係ない。
労働基準法よ、なんで学校だけ治外法権なの?
私がやってるのはボランティアじゃない!
仕事だ!
私は生活のために働いてる労働者だ!
やりがいをチラつかせて残業代未払いとか、ブラック企業のお手本みたいなことをなぜ公務員がされてるんじゃー!
と、いう怒りが原動力になって辞めました。
いや、それ以外の葛藤も色々あったのだけどね
いま、別の仕事をしているから余計に実感していますが、教員という仕事は一人一人の責任が半端なく重い。
失敗できないプレッシャーを1年目から背負わされるし、生徒と保護者の対応にも細心の注意が必要。知識の専門性も、人間としての生き方も問われる。
そういう特殊な仕事に対して、きちんとした報酬が支払われるということがないと、働く意欲は削られるばかり。
やれ道徳だ、食育だ、コロナ対応だと無限に新しく且つ手間のかかる仕事を発注しておいて、手当どころか残業代も払わないなんてどうかしてる。
ちなみに今の職場はちゃんと研修期間があってから配属されたし、残業代は出るし、土日も休める。仮に休日出勤あったとしても正規の労働単価で手当支払ってくれる。
たったこれだけのことが、どれだけ嬉しかったか。(教師には1つも保障されない)
もちろん、これらのことが気にならないっていう先生がたくさんいるのも知っている。子どもの笑顔が見れたらいいってね。
気にならない人は続けられる人。だけど、私は最後まで納得いかなかった。
だって仕事だし。
教員じゃなくてもいいから、仕事以外のことができる時間のある人生を選びたかった。
土日は休みたかった。
だから、私は教員を辞めたのです。
しょうもなくてごめんなさい。でも私にとっては非常に大事なことだったんです。
しかし、教員はこういうことすら言えない空気あるんだよね…
【追記】
この記事はかなり初期に書いたもので、かなり単純化しています。まだ自分でも言葉にしきれない部分も多々あるので、いつか第2弾を書きたいと思ってます。(2020.6.30)
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