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確定申告のたびに反省する私が、来年の自分を助けるためにやったこと
確定申告、おおおおお終わった…!
毎年この時期になると確定申告に膨大な時間をとられては、来年こそはと誓っていた。せっかくfreee会計を使っているのに、いちいち仕訳に悩んだり、うまく使いこなせてなかったり、そもそも会計の知識に不安あったりでで思ったほど時短になっていない気がしていた。そして「え、この領収書どこいった?」「これって経費にできるんだっけ?」「そもそもこれ何のお金?」と自問自答する羽目になるのが毎年の恒例行事といえた。
でも、今年はちょっと違った。freee会計の設定を直したり、経費の管理方法を改善したりしたおかげで、ちょっぴり早く終わらせることができたのだ!しかも今のうちに振り返ろうとする余裕もある(←ここ大事!)。
というわけで、2024年にやってよかったこと、そして2025年さらにラクするための計画をまとめてみました!
2024年、やってよかったこと
・交通費のカードを完全に分けた!
これまでは仕事用もプライベート用も同じICカードで決済していて、あとから履歴を見ながら仕訳をしていた。基本在宅ワーク中心なのでそれほど件数は多くないはずなのだが、地味に根気のいる作業…(同じようなことをしている人はいるだろうか)。そこで仕事用はPiTaPa、プライベートはICOCAにしてみた。すると、履歴を見なくてもPiTaPa利用分=仕事で一発で完了。こんな簡単なこと、なんでもっと早くしておかなかったのだー。
・freee会計の「取引を登録する」を使いこなす!
「取引を推測する」→「取引を登録する」に変更
これまで私がやっていたことは、freee会計にあがってくる「やること」の取引内容をチェックして登録ボタンを押す作業。勘定項目も推測してインプットしてくれているので(9割がたその通りでよかった!)、「ささっ」と終わる。
ところがこれで満足するのは早かったのだ。自動登録の設定にすれば、最終チェックせずとも勝手に登録しておいてくれる。そこで、通信費や支払手数料など勘定項目が明確なものはすべて自動登録に変更。これにより、知らない間に処理が完了されてて、「やること」に上がってくる項目が激減。本当に不確かなものだけをチェックすればOKなので、本当にラクになった(むしろ、寂しいくらい)。
下記サイトを見ると、この自動で登録までしてくれるのは会計ソフトの中でもfreeeだけのようなので、ほんと使わなきゃ損!まさに自動登録ルールを使いこなす者は確定申告を制す!
・現金利用をやめる!
「なぜだか残高が合わない現象」…に悩まされていた私。自分でインプットするとなぜだか残高が合わないことがあって記録をひたすらたどるはめになっていた。そこで、もう現金は使わないと決める。「現金でないとポイントがもらえない文房具屋さん」があったのがネックだったけど、ポイントよりも「手間の軽減」を優先あるのみ!徹底すると決めれば案外できるもの。これで残高合わないと頭抱えることはなくなった。
・え、アマゾンの領収書って一括ダウンロードできるの!
これぞ今年一番の収穫!時短の神ワザ!
フリーランスあるある?でしょうか、皆さんもアマゾンで買い物しまくってませんか。私の2024年のアマゾン注文件数はプライベートも含めて約150件。
仕事とプライベートで支払い用のクレジットカードを使い分けているので管理はラクだったが、残る問題は領収書。
150件の注文履歴をさかのぼる→仕事分の領収書を1枚1枚ダウンロード→PDF保存という気の遠くなる作業が発生していた。ところがなんと領収書が一括でダウンロードできるという!しかも、月ごとに分類もできて、PDFでもCVSでも保存可能。まさに秒殺で終わる。このツールを知った時、涙出ました。設定するとき手が震えました。まさに革命!詳しいことは下記のサイトなどいろいろ出ているようなので、まだやっていない人は間に合うのでぜひ試してみて!
2025年さらにラクするための計画
・レシート専用ファイルを導入
基本中の基本、「the レシート管理」。これが超がつく苦手。ポケットに入れっぱなし、カバンのどこかに行方不明、財布にいれていたはずなのに…。
もともと財布の管理が苦手な私。A4ファイルに月ごとに保存していくスタイルも全く機能せず、いつも探しまくっていました。今年こそ、自分の課題と向き合います。小型でジャバラタイプのファイルを100均でゲットしたので、これをいつも目の付くところに置いておいて「さっと開く→さっと入れる」でやってみる。
・現金振り込みを要チェック!
「あれ?これ何の振込だっけ?」が頻発するのが現金振り込み!クレカや口座引き落とし、アマゾンは履歴に相手先などが残っているけど、現金振り込みは金額のみしか残っていない。毎回、1つは思い出せない現金振り込みがあるので、今年は、現金振り込んだらそく記録あるのみ。
・アマゾンビジネスを試してみる!
ついに物品購入もプライベートと仕事を完全に分離できるかも?アマゾンに、「アマゾンビジネス」なるアカウントがあり、フリーランスでも登録できることを知る。ビジネス用に別アカウントを作ってfreeeと同期すれば、ビジネス分のみより詳細な記録が取り込める!アマゾン購入が多いので、試してみる価値あり!さっそく登録手続き始めたところです。
税理士さんへの相談、有益でした!
2024年の確定申告をスムーズに終えられたのは、実は2023年の確定申告時にfreee会計に詳しい税理士さんへスポット相談したおかげでもある。
当時、10万円以上の物品購入(PC)や事務所扱いの自宅の書斎がまさかの天井水漏れ(!)で修繕工事が発生するなど経費の扱いに悩むことが多かった。そんな時、ココナラでfreee会計に特化して相談に乗ってくれる税理士さんがいることを知り、相談してみることにしたのだ。
結果、安心して確定申告ができただけでなく、上記のように、交通費も別カードを作ればいい、現金扱いは極力減らすこと、事前にfreeeい取引登録しておくのが時短になる、などfreee会計をベースにいろいろなコツを教えてもらったのだった。
丸投げor自分でやる?その間の選択肢として
会計が苦手な私は、他のフリーランスの人に「確定申告どうしている?」と聞いて回ったことがある。大半がfreeeなどの会計システム利用して自分で申告か、レシート丸ごと税理士に渡してお任せのどちらかのパターン。
「苦手なら、時間を有効を使うためにも丸投げがいい!」という声が圧倒的に多かったのだけど、私の場合
・会計があっているかは誰かにチェックしてほしい
・でも完全にお任せするほどの事業規模でもない(家庭の事情により仕事を抑える時期もあり年度によりバラバラ)
という思いがありなかなか踏み切れずにいた。そんな中、スポット相談できる方法はちょうどよかった
ココナラ税理士相談+freee会計=コスパ最強?
freee会計でも認定税理士さんを紹介してもらえる制度があるが、ココナラでの税理士さんへの相談費用は人それぞれだが1万5千円前後からあり私にとって利用しやすいものだった(もちろん相談内容やオプションによっては上がる)。freeeには年払いで26800円かかっているが、合計しても年間約4万円~。この金額で記帳&確定申告のストレスがぐっと減るなら最強では?
・クレジットカードや口座と連携して勘定科目さえ間違えな ければ日々の記帳はそこまで大変じゃない
・確定申告自体はステップに沿ってやるだけでいいのでシンプル
・困ったことについて相談対応してもらえるので安心
といわけで、しばらく税理士さんにスポット相談する方法でやってみる予定。もっと良い方法があればアップデートしていこう。フリーランスは、確定申告のたびに成長するもの(たぶん)。2025年ももっとスムーズにできますように!
★約10日で還付金戻ってきたよ!