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2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:0冊 読んだページ数:0ページ ナイス数:57ナイス なんと!9月は0冊読了でした(涙)。理由は…書籍10万文字の執筆にかかりっきりだったからです。とはいえ、実は読書する余裕は少しはあったかも。でも、読むと体力を奪われるし、読書の世界にのめり込んでしまうと執筆が手につかなくなると思って、意識的に本から距離を置いていた気がします(その代わりに、スイカゲームに逃げてましたけど…)。 今、こうして振り返ると、読書を遠ざけていたせいで、
2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2234ページ ナイス数:44ナイス 8月は8冊読んでいました。うち5冊が中学生の野球部のバッテリーが主人公「バッテリー」で、もう1冊が元阪神の横田選手のノンフィクション「栄光のバックホーム」。7月には「アルプス席の母」も読んでおり、野球三昧となりました。これらの本のおかげで野球観戦するときの心持ちが全く変わり、甲子園の応援にも熱が入りました。でも、どの本も野球の話だけど、野球だけの話でないんです。人間の話。
2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2121ページ ナイス数:78ナイス ■ホームレス大学生 ホームレス中学生を久々に読んで、お兄さんの「ホームレス大学生」があることを知り、すぐ読む。兄と弟の見方の違いが答え合わせのように埋まる。兄だから諦めたこともあったと思うし、弟だからやるせなかったこともあったのだな。この家族を強い絆で結んでいたのは亡くなられたお母さんだったのかな。世の中の「お兄ちゃん」の立場の人は共感されるポイントが多いのではないだろう
●「推し、燃ゆ」(宇佐美りん、河出書房新社)芥川賞受賞作 読みながら、ふわふわした感じが抜けきらなかった。 小さい頃、公園にある柵の上をバランスを取りながら必死で歩いたような、あんな感覚がずっとした。 これが今時の若い人たちの危うい生活を描いているからだろうと思っていた。もう私にはわからないかもな、と思いながら、「推しは、自分の背骨」ってさらっと言っちゃう感覚を一生懸命想像してみながら、読んでいた。 私の「推し」 そしてふと、重ね合わせてしまったのが、私のお腹の中にい
「世の中にはもっと大変な人もいるんだから」 小さい頃、周りの大人から言われたことありませんでしたか。 例えば、嫌いなものを食べ残したり、無駄使いをした時とか。 「飢餓で苦しんでる国もあるのよ」 「買いたくても変えない人もいるのよ」などだ。 「うーん、それはわかるけど、私の気持ちはそういうことじゃない…」 と何だかしっくりこなくて、 それがいまだに違和感として残っているんです…。 だけどこの本は素直に、 同じように悩んでいる人もいるんだ、 自分だったらどうだろうって思えた
今、何かに行き詰っていることがある人がいたら、私は湊かなえさんの本をすすめたい。 なぜなら、ギアが入るから。 なんだか人生が停滞していると感じる時。上手くいかないことが続いて、目の前のことに集中できない時。前に進みたいのに、どっちにいったらいいか決め切れない時。 こんな時、私は湊かなえさんの本を手に取る。 ひとたびページをめくれば、現実世界から別世界に没入。人の心理をえぐる展開。物語の中でいったい何が起きているか、不安と期待と狂気がジェットコースターのように押し寄せる