(本)「きみの町で」(重松清)
「世の中にはもっと大変な人もいるんだから」
小さい頃、周りの大人から言われたことありませんでしたか。
例えば、嫌いなものを食べ残したり、無駄使いをした時とか。
「飢餓で苦しんでる国もあるのよ」
「買いたくても変えない人もいるのよ」などだ。
「うーん、それはわかるけど、私の気持ちはそういうことじゃない…」
と何だかしっくりこなくて、
それがいまだに違和感として残っているんです…。
だけどこの本は素直に、
同じように悩んでいる人もいるんだ、
自分だったらどうだろうって思えた