草の根広告社/父子手帖(ニコニコチャンネル復旧までの臨時更新)
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「おはようからおやすみまで」
どんなに遅くまで仕事をしても、ひどい二日酔い(最近はほとんどないけど)でも、朝7時には起きる習慣が完全に身体に染みついてしまった。
「おはよう」の挨拶とともに娘と朝食を共にし、学校に送り出す。家で仕事をしているときは「おかえり」で迎え、夕食を共にして「おやすみ」を言う。まさに「おはようからおやすみまで」子供を見守るのが親なのだと改めて実感している。
昨晩は帰宅が午前零時を過ぎ、ベッドに入れたのは午前2時を過ぎていた。5時間足らずで朝のルーティン。あまりに眠かったので娘を送り出した後、思わず妻に「あと何年あるのかな」と訊いてしまった。
「眠かったら寝てていいのに」と妻は言ってくれるのだけれど、家にいる限り、そして娘が学校に行く限り目が覚めてしまう。そういう身体になってしまっているのだ。眠いからと言って寝てはいられない。娘を見送り、学校に到着したのをGPSで確かめるまでは安心できないせいだ。
毎朝朝食を作ってくれる妻はもっと大変だ。仕事はともかく娘が眠った後に晩酌しながらドラマや映画を観るなんてとっくに諦めているという。
「とっとと寝ちゃわないと起きられないからね」と笑っている。子育てしているお母さんがテレビなんて観ていられないというのがよく分かる。毎日ありがとうを言っていても感謝が足りない。
娘が高校を卒業するまでを指折り数えたらあと10年あった。保育園に通い始めて7年だからまだ半分にも届いていない。日々の疲労が地味に蓄積されているのが自分でもわかる。両親も18年近く同じことをしていたのかと思うと本当に頭が下がる。
良いこともある。半強制的に健康的な生活を強いられていることだ。子供が生まれる前は当然のようにあった夜8時、9時から始まる飲み会を兼ねた夕食なんて習慣は消えた。夕食が早いおかげで毎日12時間近く胃の中は空っぽだ。深夜に食べた後すぐに眠るなんてこともないから睡眠の質だって以前よりも悪くないはずだ。
それでも日々の疲労が蓄積されている。ようやくひと息つける夏休み。子供が毎日家にいればいたで親としての仕事は増えるのだけれど「心配」という気苦労が減るのが一番の休暇な気がしているのはぼくだけだろうか。