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【情報解禁】映画『名も無き世界のエンドロール』に中村アンさん出演!

 先日、ヒロイン・ヨッチ役に山田杏奈さん!という情報をお伝えしてまだまだ日が浅い本日でございますが、キャスト情報第三弾の解禁でございます!

 「現代編」で成長したマコトが追い求める〝高嶺の花〟リサ役はーー。

 中村アンさん!


 原作者の僕は、キャスティング情報はもちろんいち早く伝えて頂けるんですけども、「中村アンさんが引き受けて下さるようです」という情報を聞いたのは、何故か普段なかなか行かない渋谷のLOFT店内だったんですよね。コーヒーミルを買いに行ったんだったかな。で、ついでに調理器具を見ていたら電話が鳴って、「中村アンさん」の情報を頂いて。

 LOFTの真ん中で、え、マジすか、と 固まっていた記憶があります。
 いや、僕の中ではかなり意外なキャスティングだったんですよ。

 中村アンさんといいますと、たぶん最初にお名前を知ったのは、イ〇ンのCMだった気がします。めっちゃきれいな人!誰!?ってなって。いつだったっけな、あのCM、と思って調べたら、2011年だった。ちょうど、僕が『名も無き~』を書いていた年ですね。

 ただ、正直、「映画女優さん」というイメージはそこまでなかったんですよね。バラエティ好きなので、「ガンミ」は大好きでめっちゃ見てたんですけども。まあ、原作でも映画でもリサというキャラクターはモデルという設定なもので、実際人気モデルでもある中村アンさんをキャスティングするのは順当だったのかもしれないですけど、若干ね、そういう方向性で大丈夫かな?というのが最初の印象でした。

 というのも、企画の初期段階で、「僕はたぶん、このリサ役が本作で一番難しいんじゃないかと思います」というのを制作のみなさんに伝えていたんですよね。もちろん、他の役も一筋縄ではいかないですし、演じるのは難しかったんじゃないかと思うんですけども、リサというキャラクターは、役者さんの演技がストーリーの根幹に直結すると言いますか、この役のクオリティが作品全体のリアリティを決めてしまうような重要な役なんですよ。

 なので、役柄と中村アンさんの「落ち着いた大人の女性」というパーソナルイメージとも結構差があるし、ちょっぴり心配しておりました。ほんとに正直な話。

 それがねえ、、、ちょこっと映像を拝見したんですけど。

 いや、すごかったんですよ。ほんとに。すごかった。

 公式HPの中村アンさんのコメントにあるように、クライマックスでのマコト役・まっけんさんとのぶつかり合いは、びっくりしましたよ。いや、こんなにすごいの?と思って。ネタバレになっちゃうのであまり詳しく言えないんですけど、いやすごいの。ほんとにすごいから、是非見て頂きたい。すごいしか言ってないけども。

 ということで、美しさで作品に華を添えて下さっただけでなく、圧巻の演技も見どころな中村アンさん。公開まで楽しみにお待ちください。

 


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行成薫(小説家)
小説家。2012年「名も無き世界のエンドロール」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。仙台出身。ちくちくと小説を書いております。■お仕事のご依頼などこちら→ loudspirits-offer@yahoo.co.jp