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【掲載情報】ここ最近の一気出し

 いやあ、関東はまだ梅雨明けしてないらしいんですけど、このクソ暑さはどうかと思いますよね。もうね、クーラーつけてても脳液がぬるま湯みたいになっちゃってるのか、全然頭が回らんのですよ。そして、筆も進まんのですよ。つまりね、いろんな意味で生存権が脅かされているわけです。太陽の野郎とか訴えたい。

 暑さのせいか、ここのところどうにもこうにもだるんとしてしまっていて、すっかり告知がおざなりになっておりました。いやはやすみません。

 ということで、今回は告知シリーズでございます。

■小説すばる8月号

 今月号の「小説すばる」に、「明日、世界がこのままだったら」の、連載第7回が掲載されております!

 いよいよ物語も終盤。エンディングに向けて、ワタルとサチはそれぞれ大きな決断をいたします。さて、その結果はどうなりますことやら!というお話。今年は年初からずっと連載が続いていたので、なんだか終わっちゃうのが寂しいですねえ。

 次号が最終回。ご一読くださいませ。

 p.550にてお待ちしております。

■飛ぶ教室(58) 2019年 夏号

 そしてこちらも現在発売中、光村図書さんの児童文学誌「飛ぶ教室」に、「失敗の神様」という短編を寄稿させていただいております。今回の「飛ぶ教室」のテーマは、しっぱいがいっぱい。ということで、失敗にまつわるいろいろなお話が掲載されていて、失敗することや成功することについて、ちょっと考えられるようになっております。

 表紙がだいぶかわいい。

 このレベルの失敗をすると、人間こういう目になるのかもしれない。半笑いやないか。

 「飛ぶ教室」は小学校高学年~中学生くらいのお子さんを対象にした文芸誌とお聞きしているわけですけれども、前回寄稿したときも今回も、あんまりこう子供向けに意識することなく、いつもの感じでやらせていただいております。大人の方でもじゅうぶん楽しめますし、お子さんたちには、大人になってもこんな力の抜けた小説を書いてお金を頂ける、という未来について、希望の光を見ていただけたらいいのかなと思います。

 いや、結構大変だからね!人生甘くみんなよ!

 挿絵は朝野ペコさん。(電車に乗るたびに見ている気がする)あのタッチでイラストを描いて頂けて嬉しいです!いえい!

■週刊ポスト 2019年8月2日号

 こちらは、僕の作品の掲載ではないんですが、いよいよ(ほぼ)同期作家集団・Z会によるリレーエッセイ、「作家たちのAtoZ」が始まりましたー

 今回も、表紙の上部に躍る単語が気になるポストさん。
 
 さて、リレーエッセイ一発目の担当は、芦沢央先生!

 お題のアルファベットは「A」、テーマは「〆切」でございます。世間一般の方はあまりこう馴染みのない単語かもしれないんですけど、「〆切」という言葉に支配される作家たちの魂の叫びやら悲哀やらなんやらかんやらお楽しみに、といった感じになっております。

 僕の出番は6番目なのでまだちょっと先になりますけれども、毎週の通勤のおともに、リレーエッセイもぜひぜひ。

 というわけで、駆け足気味に直近のお仕事についてのお知らせでした。もう少しすると、秋の新刊についてもちょっとお話しできるかなあと思います。

 今夏も結局暑くなりそうですけれども、夏バテしないように気合入れて頑張りますー。皆様もどうぞ、熱中症にはくれぐれもお気を付けを。


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行成薫(小説家)
小説家。2012年「名も無き世界のエンドロール」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。仙台出身。ちくちくと小説を書いております。■お仕事のご依頼などこちら→ loudspirits-offer@yahoo.co.jp