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映画『名も無き世界のエンドロール』試写に行って参りました
公開まであと三ヵ月!ということでございまして、本日は映画『名も無き世界のエンドロール』の試写に行って参りましてですね。実は、結構前の段階で、編集前のラッシュ映像は見せて頂いていたんですけど、今回は、音楽や主題歌、エンドロールまで入った、所謂「完パケ」という状態で拝見することができまして。
いやー、なんでしょうね。エンドロールに自分の名前が入るのも不思議な気持ちですねえ。
映画自体は長い部類ではないんですけど、音楽が入るとさらに物語の中をぐいぐいと引っ張られて行くというか、くるくると変わる時制の中をあっという間に走り切って、エンディングの「ゆるる」を聴きながら、余韻の中でちょっと放心する、という感じでしたね。
原作も結構、疾走感と余韻、みたいなものを大事にしたので、映画もまた、映像としてのやり方でそれを表現して下さったのかなと思います。
キャストの皆さんの演技もね、それぞれ振り幅があって。静と動の表情の切り替わりは見どころだと思いますね。なんかもう、ファンの方がニヤニヤしてしまいそうなキダとマコトの掛け合いもありますし、胸が締め付けられるような緊張に包まれた場面もありますし。山田杏奈さん、中村アンさんも、それぞれ感情や表情の振り幅がすごくて、いろんな見え方がするんじゃないかなあ。キダとマコトもね、原作の二人とはまたちょっと違う、映画ならではの空気感みたいなものができ上がっていて、岩田さん、まっけんさんというお二人が出会ったことによるケミストリーというのもね、是非楽しみにしていただければと思います。
原作と映画と、物語の「仕掛け」の部分でもちょっと違うところがありまして、原作をすでに読んでくださった方でも面白く観て頂けると思いますし、開始数分でいきなり伏線が埋まっていたりするので、結構冒頭から気が抜けないんですよね。一つ一つのカット、一つ一つのセリフに意味が込められていますのでね。一度ならず、二度三度と観ても楽しんで頂けるんじゃないかなあ。皆さんに観て頂くのが楽しみですね。
来年1月29日の公開まで、盛り上がりが加速していくであろう『名も無き世界のエンドロール』ですけれども、まだ発表されていない特大の隠し玉もありますし、公式SNSアカウント含め、続報を要チェックでございますよ。お楽しみに。
マスクケースもいただいてしまった。ありがとうございます。
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![行成薫(小説家)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58719595/profile_a83c7ab446752df7af0505f2f936c776.jpg?width=600&crop=1:1,smart)