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『名も無き世界のエンドロール』原作本入手ガイド

 さて、先日映画化の情報第一弾が解禁となりました『名も無き世界のエンドロール』なのですけれども、情報解禁から早々にAmazonさんの在庫が切れ、書店さんにも在庫なし、という状況に陥っておりまして、せっかく「読みたい!」と思って下さった方々には大変ご迷惑をお掛けしております。

 と、いうのもですね、本作は単行本が2013年、文庫が2015年の発売でして、その上僕は売れっ子作家でもなんでもないもので、豊富に在庫を抱えている書店さんはなかなかなかったと思うんですよね。

 さらにですね、今回、『名も無き世界のエンドロール』は集英社さんの夏の文庫フェア「ナツイチ」のラインナップに入れて頂いておりまして。実はもう少し前に増刷自体は決まっていたのですけれども、各書店さんが展開するのが「ナツイチ」の情報解禁後になるということで、映画の情報解禁と少しタイミングがずれてしまって現在の状況となっているわけでございます。書店まで足を運んでくださったのに入手できなかった、というみなさまには大変申し訳なかったです。

 本日、晴れて集英社さんの「ナツイチ」も情報解禁となりましたので、以下、『名も無き世界のエンドロール』原作本をご購入いただくためのもろもろをまとめておきますね。「読みたい!」または、「帯欲しい!」と思って下さったみなさまは、是非ご参照頂ければと思います。

■集英社文庫「ナツイチ」

 毎年夏にですね、集英社さんが自社文庫の中からセレクションして、「ナツイチ」というフェアを実施されているのですけれども、『名も無き世界のエンドロール』も今回「映像化作品」としてラインナップして頂いております。実は、2016年に一回ナツイチに入っておりまして、4年ぶり2回目の登場でございますね。

 ただ、「ナツイチ」については、全国すべての書店さんがフェアをするわけではなくて、フェア参加書店で展開されます。おそらく、このナツイチフェア参加書店にまずは優先的に配本が行くのではないかと思いますので、お近くのフェア参加書店さんを狙って行って頂くといいかなと思います。
 ただし、「ナツイチ」にセレクションされる文庫は結構な数(80冊くらい?)ありますんで、店舗さんごとにラインナップの差は出てくるかと思います。「ナツイチ」展開しているなら『名も無き~』も必ずあるというわけではないので、どうぞご注意ください。取り寄せはして頂けると思います。

 ちなみに、「ナツイチ」対象書籍は本日(6/19)より参加書店の店頭にでるようですので、都内近郊の大型店舗から順に並びだすと思います。地方の書店さんについては、随時配本されていくと思われます。

 なお、コロナ禍以降、週末などは特に混雑する書店さんも多くあるようですので、可能な限り電話で取り扱いなどの確認をするのはお控えくださいますよう、何卒ご協力をお願い申し上げます。

■帯について

 帯については、6/19以降配本されるもの(一部配本済みも含む)については「ナツイチ帯」に変わるようです。映画のヴィジュアル入りになりますので、帯が欲しい!という方もおられるかと思います。

 ただ、ネット通販や取り寄せの場合、系列他店の在庫などが回ってくる場合もありまして、ナツイチ帯がついたものが届くかはわかりません。帯の交換もできないと思いますので、前述のナツイチ参加書店の店頭でお買い求めいただくのが一番確実かと思われます。
 取り寄せの時に、書店さんに「帯は絶対ナツイチ帯にしてください」と言っても、書店さん側にコントロールできる話ではないので、どうしても!という場合は、ナツイチフェア参加書店さんに行ってみてください。

 それから、帯が変わるのは「文庫版」のみです。単行本は変わりませんのでご注意くださいね。

■取り寄せについて

 書店さんに取り寄せをご依頼の場合は、ぜひ書籍予約票をご活用ください。

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※プリントアウト用

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※スマホ画面表示用

 タイトル長いのでね。「あの、岩ちゃん出る映画のやつ!」では通じない場合もありますし、似たタイトルの本もありますので、書影とISBNコードを提示していただくとよいかと思います。

 書籍予約票はコチラのツールを使わせていただいております。

■お問い合わせについて

 お問い合わせについては、集英社さんの窓口をご利用ください。

 映画の公式アカウントにお問い合わせいただいても、書籍関連情報についてはお答えできないのでご注意ください。ツイッターなどで僕のアカウントにリプを頂いたものについてはできる限りご返答させていただきますけども、基本的に著者は流通には何も関わっていないので、ご希望などを承ったり、細かな配本状況を確認することはできないと思います。

 集英社さんの窓口であれば、いろいろお問い合わせに答えて下さるそうです。ただまあ、今すぐ送ってほしい、とか、帯を交換してほしい、といった要望を受けられるわけではないと思いますので、基本的には、集英社さんや書店さんのHPなどを確認して頂ければ大変幸いです。


 もうすでに「読みました!」といった嬉しいお言葉をいただいたりもしておりますが、まだこれから、という方々につきましては、是非ゲットして頂ければと思います。

 原作本も、映画ともども、何卒よろしくお願い申し上げます。






小説家。2012年「名も無き世界のエンドロール」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。仙台出身。ちくちくと小説を書いております。■お仕事のご依頼などこちら→ loudspirits-offer@yahoo.co.jp