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行成薫(小説家)
2018年6月26日 18:00
■内容紹介清水勇介は「奇跡の水、ミラクルネイチャーウォーター」の訪問販売をしていた。ペットボトル10本を担ぎ、足を棒にして歩いても契約は一件もとれない。諦めてアパ―トのチャイムを端から順に鳴らしていると、一室のドアが開き、小学校時代の友人・小山田と再会した。連絡をとらなくなって久しいが、昔は当時流行っていた特撮ヒーロードラマの真似をして遊んだ仲だ。小山田はいとも簡単に、宅配水の契約をしてくれる
2018年6月6日 06:24
■内容紹介廃園が決まった遊園地『星が丘ハイランドパーク』の最後の一日を描く連作短編集。中学生の団体、年の離れたカップル、親子連れや老人夫婦らが、さまざまな思いを胸にハイランドを訪れる。二度と会えない大切な人に、かけるべきる言葉とは。 noteを始めたタイミング的なものもありまして、新刊情報と謳いながら既刊情報をしれっとお送りいたします。『廃園日和』講談社さんから、4/19に刊行されております。
2018年6月21日 23:44
■内容紹介十五年前、海斗は小学校の四階から飛び降りようとしていた。それを助けたミツルは「いままで友達ができたことがない」と言う。六年前、海斗は死んだ。ミツルは海斗との最後の約束を守るため動き出す。そして今、三咲が屈強な男に追い詰められたとき、怪しい二人に助けられる。 内容紹介だけ見ると、ハードボイルドサスペンスかクライムアクションみたいな雰囲気がありますが、そうでもないです。どっちかというと、
2018年6月7日 00:24
■内容紹介ドッキリを仕掛けるのが生き甲斐のマコトと、それに引っかかってばかりの俺は、小学校時代からの腐れ縁だ。30歳になり、社長になった「ドッキリスト」のマコトは、「ビビリスト」の俺を巻き込んで、史上最大の「プロポーズ大作戦」を決行すると言い出した―。一日あれば、世界は変わる。男たちの命がけの情熱は、彼女に届くのか?大いなる「企み」を秘めた第25回小説すばる新人賞受賞作。 と、いうことなんです