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増税タイプ別

おはようございます。きょうも書いていきます。

先日、増税後そのあと、の話を書いたが、きょうもその類のことを書こうと思う。家の近所に、ランチの行きつけにしている店が数ヶ所あって、各店の対応がちがい、興味深かった。

まず一つ目は正直ストレートタイプ。もとは税抜き価格で提供していたのでそれに8%ではなく10%を足したのが値段になる。やむなし、といった感じもするし、誠実で当たり前という感じもする。つまらないけれども、永くいるには都合のよい、主人にしたいタイプである。

二つ目は、しれっと値上げタイプ。もとは税込価格で提供していて、今回の税上げに際して、その税金分以上の値上げを敢行している店である。これはなかなかの遣り手である。「税金あがるの困るねえ」「いやあうちも大変なもんで」とか言いながら、しれっと税金より取っている。商売上手である。結婚するとなんやかや理由をつけて、口座を分けようとするタイプである。

三つ目は、もはや関係なしタイプ。もとが税抜きか税込かは分からないが、店内にでんと貼り紙がしてあり、消費税変更について不満も書いているが、それはそうと昨今豚肉の値段が上昇しており値上げします、と書いてある。もうここまでくると税金関係ない。付き合うと、家に帰ってくるなり会社の愚痴や知人の悪口をぶちまけ、じゃあ、お風呂入る。となるタイプである。

このように税金を変えると、現時点で3種類タイプが確認されるのである。(他にも見つけたら適宜報告したい。)金の切れ目は縁の切れ目と言うが、2%であっても、いや2%だからこそ、その店の人格なるものが、露呈されるのであろう。

ちなみに、一つ目は永く続いている老舗で、二つ目は比較的若い店、というのまでは納得であるが、三つ目も老舗というのが、個人的にはおもしろい。愛されるのは理屈じゃないのだ。

きょうも読んでくださって、ありがとうございました。よい一日をおすごしください。

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