民族の誇り、ハカの舞 inラグビーW杯。
こんにちは。
昨日のラグビーW杯日本戦、ご覧になりましたか?
にわかファンのわたしも家族とテレビを観ていました。サッカーやちょっと苦手な野球とくらべて、なぜかとっても愛にあふれ、そして各国の想いが伝わる気がしてあたたかい気持ちになるのです。
このW杯でもかなり有名になったニュージーランドチーム・オールブラックスが試合の前に踊る、マオリ族の舞・ハカ。
各国にもそれぞれ名前が違う民族の踊りがあるそうです。
これの話をしたい!
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ハカは家族が「ラグビーの映画で観た、素晴らしく感動する」と以前から話していたのですが、(動画見たりするのきらいなので)今回のW杯ではじめて観られました。
その前に読売新聞で1面、各国の民族の先頭の舞を特集してた記事があったんですね。はじめにそれを読みました。
記事の写真を見た瞬間、職場 ですが涙が溢れてきました。
それとともに『 民族の誇り 』というキーワードがはっきりと降りてきたのです。
そのあと、テレビでハカを観ることになり・・・やっぱりもうどうしても泣いてしまうのです。この記事を書いている今でさえ、涙を我慢しています。
民族の誇り。
今年のお盆に、「日本人は本来、民族それぞれの個性を大事にする平和を好む民族なのだ。それを思い出して」というメッセージをキャッチしたことをすぐに思い出しました。
先住民族って民族のことさらに濃い部分。だから今、その民族の誇りをあらわすようなことがとっても琴線に触れるのではないかと思う。
日本の先住民はアイヌで今、北海道にアイヌの記念館というかセンターが(・・名前確認してないのですが)つくられていて、出かけたいなと思いました。
なんで民族の誇りを思うんだろうっていったら、やっぱりそれぞれ個性が違う。でも隣人の違いをよくわかって敬意を表して、闘うときには闘い、協力するときには協力するの。そういう尊さ、相手に対する尊さというものが先住民には必ずあるんだと思う。愛が血のように通っているんだと思う。
昨日の南ア戦、日本は敗けちゃったけど、選手たちの試合後のピッチで過ごしている時間、すごく愛があった。観客もチームも・・。
愛が、愛が・・・ってなんなのって読んでて思われる方もいるかもしれないけど、あたたかさです。
ラグビーってルールが複雑で、しかもなんだかスピードを重視していないようなまわりくどいルールがあったり、とにかく「体でぶつかる」そういうところが、不器用な正直さというか不思議に胸を打つ。
そして、日本人は本来好戦的ではない民族で、フィジカルも西洋人には及ばないところがあるけど、礼儀を重んじたり、和を尊ぶ精神がすばらしく、そういうものが主催国ということで各国へ伝えることができたようで、本当に日本人として誇りです。
わたしも今回の個展でもやはり「日本に生まれたこと」を大事にしなさいと言われていて、各国の戦士たちから教わった気がしました。
展示の紹介文を英語で書かなければいけなくて概略がわかるような文章でまとめていたけど、もっと書きたいことが出てきたから、もうちょっと英文翻訳をがんばります(@@)!
写真は毎日新聞からお借りしました、オールぶラックス。