「花摘み」 希望を見失わない為に少し小高い丘に 登ろうと思う・・・
君の髪に飾る花を捜して
野山を歩き廻ったけど
どこにも その花は咲いていなくて
疲れはて地に伏せ
草を枕に眠ってしまった
君の後ろ姿は小さくなり大きくなり
そして 又 小さくなって
消えてしまった
絶望の淵 行き止まりの道
朝焼けの中 夢は覚め
再び起き上がり歩き出す
花咲きみだれる 草原をめざして
希望を見失わない為に
少し小高い丘に 登ろうと思う
花咲きみだれる国を求めて 旅に出た
世界中を隈なく廻ってみたけれど
そんな国はなかなか見つからなかった
それどころか 多くの国々の国境付近では
小競り合いが続き
住む家も破壊され 農地は荒れ
作物はもちろん
花一輪咲いていない国がたくさん有る
国境に線を引き
壁を立て主義を唱え
他国を攻撃する
平和と言う名が近づいたかと思えば
又争い事が起き 平和は遠ざかる
そんな時 少し小高い所から
世界をながめれば国境は見えなくなり
争い事の種も無くなる
そこにはきっと色とりどりの花咲く丘が
出現すると思います
描き方
木製パネルに寒冷紗をジェッソで貼り
画面の半分にティッシュを貼り付け
更に荒れた大地にはレジンサンドとグラスビーズを塗り
マチエール(絵肌)を創り描画彩色しています
幸せは自分の足元に有ると思います。
「作品をご覧頂きありがとうございました。気に入って頂けましたら、
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