移りゆく時代の1ページを見る事が出来ると思います
モチーフは横浜の市街を
明るく照らす目的で造られたガス燈です
民間の日本ガス事業発祥の
跡地に建てられた本町小学校の
正門の中に有るガス燈で
1872年頃に造られた物です。
そのガス燈も明治の中期には
その役目を終えて電灯に変わってしまいます
移りゆく時代の1ページを見る事が
出来ると思います
作者は作品制作にあたって
情報を収集し 丁寧な作業を丹念に行っています
キャンバスボードに暗黒色の地塗りをし
準備しておいたガス燈のシルエットの型紙を
画面上に仮止めしています。
更にガス燈のシルエットが表出する様に
丸く切り抜いた灯の型紙を 繰り返し使用し
何度も色を変え スパッタリングする事で
その当時のガス燈の全体像を浮かびあがらせ
そして ガス燈に照らされている街を
再現しています
叙情的な作品に見惚れてしまいます
絵画講師 若林薫 評
「作品をご覧頂きありがとうございました。気に入って頂けましたら、
スキ・コメント・フォローなど頂けますと創作活動の励みになります。
よろしくお願い致します!」