底知れぬこの花の魅力に引き込まれ・・・
ブルーポピーの名前で知られているこの花は
ヒマラヤやチベットの標高4000m前後に
分布する高山植物です
名前の通りケシ科の花です
丈は 30~40㎝の物が主で花の色は
赤紫、青紫、青等があります
葉や茎にはたくさんの棘が生えています
水や空気がとぼしい厳しい環境に咲く花は
人が容易に近づく事が出来ない程の
岩場の斜面に咲いています
透き通る様なブルーは凛として
それでいて怪しげで人を寄せ付けない
気高さと神秘性が有り まさに高嶺の花なのです
作者はこの花の底知れぬ魅力に引き込まれ
この作品を描いたのだと思います
画面上部にわずかな青空を配し
その手前には角張った岩を並べています
岩の表現もデフォルメしブルーポピーの
柔らかい花びらとの対比がとても印象的です
又 ベタ塗りの青空の澄んだ様子も
ここち良い作品に仕上がっていると思います
絵画教室講師 若林 薫 評
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