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この花が見たい!!出会えた喜びを絵に残して・・・
一点一点思いを込め 時間を掛け 仕上げている
絵画教室の生徒さんの作品です
たくさんの方々に紹介したい思いで講評し発表させて頂いています
展覧会とは違い皆様からの感想等を頂き
今後の制作の大きな励みとなっていると思います
これからも出来るだけたくさんの作品を紹介していきますので
今後共よろしくお願い申し上げます 絵画講師 若林 薫
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4年前に計画した利尻礼文観光がやっと今年実現しました。
礼文島のアツモリソウ見たい一心で計画した旅行です。
北海道の5月6月頃はまだまだ寒い日が続きます。
礼文島は北海道稚内市から60㎞離れた島で
花の浮島とも呼ばれています。
礼文アツモリソウはこの島だけに咲く
日本固有のラン科の植物です。
この花の多くは褐色の花をつけますが
礼文アツモリソウは
淡いクリーム色の花でその直径は6cm程度です。
礼文アツモリソウは1980年代に盗堀にあい
現在は絶滅の恐れが有る国内希少野生動植物種に
指定され保護されています。
アツモリソウを描いたこの作品は
サムホール(22.7×15.8)㎝の小さな画面です。
画面全体をバーントアンバーとブラックを混色し
やや強めの背景を作っています。
そこに白に近いクリーム色の花を彩色し
葉や茎も淡目のグリーンで配色しています。
花の廻りの雑草や枯草や小石の姿が画面にアクセントを与えています。
背景とのコントラストも明快で画面が引き締まった感じがします。
日本の北端で可憐に咲く花は厳しい環境下での
力強さも感じさせてくれます。
旅先での思い出を作品に仕上げる意識は
とても素敵な作業だと思います。
絵画講師 若林 薫 評
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「作品をご覧頂きありがとうございました。気に入って頂けましたら、
スキ・コメント・フォローなど頂けますと創作活動の励みになります。
よろしくお願い致します!」