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ライトニン・ホプキンス



ライトニン・ホプキンス


2024/2/12放送のザ・クロマニヨンズ ラジオショーで、マーシーがライトニン・ホプキンスの「Ride In Your New Automobile」かけて、曲が終わった後に、ヒロトが「初めて聴く人に補足しておくけど、これをライトニン・ホプキンスに求めてる人はいない。こんなんじゃねぇもん」って言ってて気になってた人物。

レコード屋さんふらついてたら、「ライトニン・ホプキンス」「ライトニンの代表作と讃えられる1枚」と帯に書いてあるのが目に付いた。ブルースを全然知らない人間なので、「代表作と讃えられる1枚」て書いてあれば、とりあえずヒロトが言った「こんなんじゃねぇもん」ていうのが分かるかなと思って、手に取ってみた。お値段もお財布に優しかったので、いそいそとレジカウンターへ向かって、検盤させてもらい、そんなに傷もないから「買います」とレジのお兄ちゃんに伝えて、我が家へお迎えした。

「どんな感じかなー」、と思いながらレコード針を落として、スピーカーから流れてきた曲を聴いたら、ヒロトが言ってた「こんなんじゃねぇもん」が分かった気がする。

こっちは、「ザ、ブルース」って感じがする。と言いつつ、なにぶん素人だから、細かい表現は、説明できないので、「とにかく違う」と言っておく。

解説が「RCAブルースの古典」を監修してた「中村とうよう」さんで、「ブルースを沢山聴いてきたけれど、ブルースにやみつきになったのは、ライトニン・ホプキンスを知ってから」と書いてあった。
(「RCAブルースの古典」もヒロトが紹介してたコンピレーション盤のレコードで、「中村とうよう」さんて方は、雑誌の「ミュージック・マガジン」の初代編集長や武蔵野美術大学の客員教授してたり、幅広く(ジャンル)音楽評論したりしてた人らしい。)

中村とうようさん曰く、「ライトニン・ホプキンスは、100枚近くレコードに吹き込んでいて、殆どが傑作で、その中でもこの「ライトニン・ストライクス」が傑作中の傑作で、ダーティーなブルースを素晴らしい迫力をこめて聴かせてくれる1枚」とのこと。

ブルース初心者の身としては、聴きやすかったから、買ってよかったと思う。

ちなみにライトニン・ホプキンスは、1978年に来日してコンサートしたらしい。ヒロト14歳、マーシー15歳。ということは、ヒロトがちょうどラジオから流れてきた音楽で、音楽に目覚めた時期だ。

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