「強弱」はイメージが大切!
■「記号」に反応しない!
f(フォルテ)の記号に反応して、「よっしゃ強く💪」と思うと、いつも同じ表現になってしまいます。
曲の世界観、流れ、イメージを大切に、その場面に自然に溶け込むフォルテが出せるといいですね!
■距離感(遠く、近く)に関して
🔴こちらから遠くへ届けたい場合は強い(f)音を出しますが、遠くから聞こえる場合は弱い(p)音ですね!
🔴(相手が)少しずつ近づいて来るのは、クレッシェンド(だんだん強く)、遠ざかって行くのは、ディミヌエンド(だんだん弱く)のイメージとして使えます!
■記号の裏には理由がある
「ここはどうしてフォルテなのだろう?」と理由を考えてみるのがオススメです。
私もよく師匠から「フォルテと書いていなかったとしても、ここはフォルテにする理由がちゃんとあるのよ」と言われていました😰
簡単な例で言うと、音の高さが上がっていく箇所は、だんだんと高揚感が出て盛り上がっていきますよね。
子供の生徒さんにレッスンする場合も、「このお山(フレーズの最高音)に向けて盛り上がっていく感じだね!」と伝えます。
一つのお山にしても、どんなカーブ(急か緩やかか)なのか、どんな気持ちで(どんな景色を見ながら)登りたいか等、もっと突き詰めて行くこともできますね。
(逆に、「フォルテと書いてあるから強く弾いてね!」とは言わないようにしています。)
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