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【スポンサー】2024シーズンはこんなことをします
合同会社ライクズは、2024年も
・ジェフユナイテッド市原・千葉のアシストスポンサー
・南葛SCのオフィシャルパートナー
を継続します。
開幕を前に今季の弊社の名刺デザインが完成。
— 青山 薫 (@sweet_jef_music) February 22, 2024
ジェフ・南葛のWネームにしたいというワガママを叶えてくださった皆様ありがとうございました!
デザインはまどりさん。
マスコット愛のあるをデザインありがとう🐶⚽️
スポンサーとしての今年の取り組みはまたご報告します!#jefunited #南葛SC… pic.twitter.com/QoXdbjvUgz
ということで、所信表明的に「今年何やりたいか」を書いてみることにしました。みなさま今季もよろしくお願いします。
その1.今季はピッチ外の人たちの魅力を引き出したい
アドベントカレンダーを企画したり、遠征投稿コンテンツを企画したり「競技に依らないサッカー観戦の魅力発信」についてずっと考えてきました。
サッカー観戦漬けの生活を14年ほど続けていますが、戦術や選手起用について論じるのは私に向いてなさそうです。
自分の戦術の知識不足もだし、選手各個人のコンディションとかモチベとか相性とか、目の前の一戦のみならずシーズンを通じた作戦とか、手元にある判断材料が少な過ぎて論じられない。ウイイレならスキルだけで当てはめればいいんですが、サッカーは人間のマネジメントなので。
だからこそ監督はすごいし、情報が少ない中でも目に見える情報からあれこれ予想を立てる戦術クラスタと呼ばれる方々は凄いと思うのですが自分には無理だった。
であれば、冒頭に戻りますが「競技に依らないサッカー観戦の魅力」を発信していくのがいいと思いここまで活動を続けてきました。
もちろん勝ってくれるのが何よりのエンタメなんですけどね。
競技は語れない、けどビジネスは(ちょっと)語れる
諸先輩方に比べると短い社会人生活ではありますが、目の前のお客さんにビールを1杯でも多く売る仕事と人の流れを設計して街をつくるような仕事を同時並行していたこともあり、曲がりなりにも色んなビジネスモデルに触れてきました。
で、いざスポンサーやお仕事でサッカークラブとご一緒すると、構造や抱えている悩みって一般的な中小企業とそう変わらないんですよね。特に自分もエンタメ業界に身を置いているので余計にそう感じるのかもしれません。
(改めて)今季はピッチ外の人たちの魅力を引き出したい
ということで、そんな中小企業としてのサッカークラブに面白さを感じているのでピッチ外からクラブを支える人たちにスポットライトを当てる活動をしたいと思います。
ジェフ、南葛共に今季の契約を結ぶ際に「ピッチ外の人々を取材させてほしい!」というお願いをしました。
現場(ピッチ)に近い人たちがどんな仕事を、どんな想いで取り組んでいるのか声を聞いたら「見え方」が変わる。
エンタメ業であるが故に、情報を出し過ぎると夢を壊すしコンテンツ価値を毀損することもある。
しかし、情報を出さな過ぎても憶測ばかりが飛び交い誰も幸せにならない。
ということで情報発信のバランスをみつつ「オフ・ザ・ピッチ」と銘打って記事を書いたり動画を作ったり、イベントを開催したりするよ!(J1の中断期間を予定)。
スタッフさん達と話してると「ええ…それはもっと自慢しようよ」「その困りごとはスポンサーが解決してくれるのでは?」なんてエピソードがバンバン出てきます。
ジェフサポは年齢層が高く、お仕事で色々なキャリアを積んでいる方が多い。南葛も立石・四ツ木といったような地域柄、自営業の方が(たぶん)多い。
ピッチの近くで働く現場の人の想いや困っていることを知った先には、
もしかしたらあなたが解決の鍵を持っているかもしれない。
一緒にクラブを強くしましょう。
私はメディア掲載で生計を立てている人間ではないので、この活動は完全に「趣味」です。しかし、マネタイズを意識していないからこそ出来ることも沢山あると思っています。
その2.サッカークラブのスポンサーを増やしたい
いきなり突拍子もないことを書いております。
私、ジェフサポなんですけどJリーグ全体に、もっと言うならスポーツ業界全体にお金が流入してほしいと考えています。
自分に生きがいを提供してくれているクラブ、さらにはスポーツを応援する仲間が増えるのはスポンサーである私も楽しい。
ジェフサポの皆さんに聞いてみたいのですが「協賛特典を活用していると思うスポンサー」ってどれぐらい思い付きます?チケットキャンペーンみたいなものでもいいですし、〇〇はジェフユナイテッド市原・千葉のオフィシャルスポンサーです!みたいなものでもいいです。
こちら、ジェフのスポンサーの一覧ページなのですが188社ぐらいいるんですよね。パートナーショップ含めるとさらにいっぱい。
https://jefunited.co.jp/partner/
皆さん、どれぐらいの企業を思いつきました?何%ぐらい?
何かキャンペーンを通じてでも、単純に自慢するでも良いんですが「サッカークラブのスポンサーやるのは楽しいよ!」というアピールがもっと必要だと思うんですよね。
私も今年はちょっとウザいぐらいに「スポンサー」という言葉を出していきたいと思います。許してくれ。
スポンサーアクティベーションを担うのは、誰?
昨今「スポンサーアクティベーション」という言葉をよく目にするようになりました。噛み砕くと「クラブに協賛するメリットを各法人に適した形で用いる」みたいなところでしょうか。
今までこの仕事、および企画はクラブスタッフの仕事だと思っていたんです。
だけど多くのクラブと関わる中で、スタッフさんがこれを担うのは非常に難しいと感じています。能力の問題ではなく単純にリソースとスキルセットの問題です。
多くのクラブは一般企業と同じように分業制です。営業担当がいて、企画担当がいて、広報がいて、コラボのMDを設計する人がいて〜…etc.
そうやって複数人が関わりながらビジネスを回しているのに、私みたいに一つのプロジェクトを自分で担当し、自分で企画して、自分で売って、自分で運用するみたいな動きは手間がかかりますし、一度やり始めるとキリがなくなります。
あと個の能力に依存しすぎて全く事業としてスケールしないので中規模の事業者が注力すべき動き方ではないです。(そっくりそのまま弊社および私の弱点でもあります)
各社にオリジナルの協賛活用方法を提案できるぐらい向き合えたらベストだけど実際のところは難しい。
じゃあ、それはスポンサーやサポーターが考えればいいじゃない。
スポンサーが上手に特典を活用して、クラブのプラスになる。その先にはサポーターがいる。クラブのリソースがしんどいなら、スポンサーとサポーターが考えればいいじゃないか。
ジュビロ磐田とミツカンの事例なんてサポーターのSNS発信が発端ですからね。素敵ですよ。
上記はSNS起点からのスタートでしたが、もう一つ事例を紹介させてください。
先日3/4(金)に行われた川崎フロンターレvsジュビロ磐田の試合(あの撃ち合いだった試合)で、「コムゾー・ルプラ撮影会」withニコンフォトサポというイベントが実施されました。
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— ニコンフォトサポ事務局 (@NikonPhotoST) February 22, 2024
【🐬】#フォトサポ イベント開催のお知らせ
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ワーナーブラザース・ディスカバリー×イッツコム エキサイトマッチとのコラボ企画!
『コムゾー・ルプラ 撮影会』を開催📸
オジバナダさん(@RYOMA007)に撮影のコツを教わってマスコットと試合を楽しく撮ろう!
応募&詳細はコチラ🔽… pic.twitter.com/Jn7m1YyPHp
ことの発端は私がニコンさんのプロジェクトのお手伝いをしている×元々イッツコムで社員として働いていたという些細なきっかけからです。
イッツコムへ仕事の近況報告や世間話をしに行ったのが2月の頭、その場でかつての上司や同僚(イッツコムサイドの協賛試合担当者)と喋って思いついたアイデアをそのままイベント化。
準備期間も1ヶ月弱しか無い中で、イッツコム、ニコン、フロンターレ、オジバナダさん、そしてご参加いただいた皆さんのご協力もあって素敵なイベントに。お付き合いいただいた皆さん、本当にありがとうございました。
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— ニコンフォトサポ事務局 (@NikonPhotoST) March 7, 2024
【🐬】3/9(土)15:59まで写真受付中!
\#コムゾールプラ撮影会 での写真はぜひ #フォトサポ へ✨
ちなみに当日の様子はこんな感じでした🎥マスコットの写真がたくさんあがっているので、皆さんもぜひ癒されてみてくださいね👇https://t.co/X19ZQUPtbL#frontale #イッツコム pic.twitter.com/o40W4sRRmL
何が言いたいかって、クラブのスポンサーを増やすきっかけやスポンサーアクティベーションの種はどこに転がっているかわからないということ。
今まで大きなキャンペーンを打つにはマスメディアを活用して〜というのが定番でしたが、これが一個人の活動でも行える時代が来ています。
もしかしたらあなたが解決の鍵を持っているかもしれない。
一緒にクラブを強くしましょう。(前段に続き2回目)
弊社なりのスポンサーメリット
自社のスポンサーメリットについて「別に自分の子どもを育てるときにそこまで見返り求めないでしょ?」と昨シーズンのアドベントカレンダーでは書いていたんですが、早くもスポンサードの見返りを受けています。
自分でもびっくりしているのですが、こうした活動をしていると「ウチの会社のスポンサーアクティベーションも手伝ってくれ!」みたいなお声をいただくようになりました。こんな未来は想像してなかった。
知識と感覚をフル活用して三方よし、いや八方よしを実現するのが企画職の腕の見せ所だと思うので、クラブ、自社、みなさんや関わる人全員にとってプラスになる企画を産めるよう引き続き頑張ります。
そして皆さんが企画に乗ってくれるのが弊社にとって一番のスポンサーアクティベーションです!ぜひ今季もお付き合いください。
お読みいただきありがとうございました。