ジェフユナイテッド市原・千葉とアシストスポンサー契約を締結しました
この度、私が代表を務める合同会社ライクズはジェフユナイテッド市原・千葉のアシストスポンサーになったことをご報告します。
昨年の半ばから諸々動き始めていましたが、このタイミングでの契約理由は
・プラチナ会員を2年継続して次のステージが見たくなったこと
・小林監督&島田社長の新体制で新たな一歩を踏み出すクラブに発破をかける
など色々あるのですが、一番は「ジェフの内側がどうなっているか知りたい」という理由です。
Jリーグと同じく私も今年で30歳という節目を迎えるので、いいタイミングだなと。
ちょっと長い記事になるので、お急ぎの方は最終章の「これからやっていくこと」をご覧ください。
ジェフの「やりたいけどやれない」可能性
いきなりネガティブなタイトルですが、SNSを見ていてもジェフの運営周りに対するフラストレーションを溜めている方が多く見受けられます。
例に漏れず自分もです。
ここで一呼吸置きまして、もしかしたらクラブとしてはやりたいことが沢山あるけど(リソース的に)出来ないのかもしれないぞ!?という可能性を検討しましょう。
弊社、一応コンテンツ設計の会社なのでまずはジェフの情報発信の話から。
ジェフって「やらない」の?「やれない」の?コンテンツ編
直近の話だとマスコット総選挙です。
ジェフからはユニティがエントリーしていますが、ユニティのアカウントから1ミリも告知ツイートしてないよね?ジェフ公式からも3ツイートぐらい。
去年は「Top of the わんわんに俺はなる」と意気込み、公約記者会見を行った結果16位と奮闘したユニティ。
今年は一体どうしちまったんだ。
クラブとしてあまりリソースを割くつもりが無いのであれば仕方がないのですが、サポーターたちだけで頑張るのもちょっと虚しい。
やはりブラジルに行っていたのだろうか。
マスコット総選挙を題材に取り上げましたが、そもそも「試合以外のコンテンツ発信」については物足りなさを感じています。プロサッカークラブって周辺ストーリーが溢れまくってるコンテンツなのに何故こんなに発信が寂しいのよ。
できていることもある
とはいえ「あれ、イケるじゃん!」と考えさせられることも。
例えば「三笘の1ミリ」を再現したGIFツイート。
ジェフィがスライドインしてくる謎のゲームを生み出しバズってました。
さらに最近では、みんな大好き「ファブちゃんねる」が始まりました。
通訳のファブリシオさん撮影による選手の素の姿が見れる動画コンテンツですが、こんなにポジティブに受け入れられてるジェフの施策って今まで無かったのでは!?というぐらい好評だったと思います。
これは自戒でもあるのですが、サポーターとしてもジェフのコンテンツに対して完成度を求めすぎていた部分があるのではないかと。
もちろん、ビジネスをやる上で最低限このクオリティは担保しろよってラインはありますが、その結果1つコンテンツを作るのにそれなりのリソースをかけなければいけなくなり、コンテンツの供給そのものが少なくなってしまったのかも知れません。
ファブちゃんねるはかなりいい線付いてきましたよね、選手たちの生の声を聞くのに完成度は求めません。
…なんて憶測もスポンサードを機に解き明かせればと思います。
ジェフって「やらない」の?「やれない」の?クラブ経営編
もう少しマクロな視点で提起してみます。クラブ経営編。
他クラブ事例を参照しつつ「こういうの出来ないのかな」というものを検証してみましょう。
個人スポンサー
2021年にジェフも「プラチナ会員制度」がスタート。
クラブにお金を落としたいとは思いつつ、なかなか落とし所が見つからなかった自分にとっては嬉しい取り組みでした。まあ、自由席の抽選運に絶望したのとリテンション不足を感じて今年は辞めたのですが
大分トリニータがそのさらに上となる個人スポンサー制度「miraie」をスタートさせました。流石クラファンにも定評がある大分、リターン設計がうまいです。
ところでジェフって個人からのスポンサード受け付けないんですかね。
それに近しい施策がプラチナ会員だったと思うのですが、そろそろメニュー増やしてくれてもいい頃じゃないでしょうか。抽選の番号が良くなるオプションあったら課金しま
“稼ぐ”バックオフィス
人事や経理、広報などのいわゆるコーポレート(バックオフィス)部門ですが、ここに磨きをかけたクラブが外販を始める動きが出てきました。
モンテディオ山形はSNS運用のノウハウを活かし、SNS運用を外販。
FC町田ゼルビアは試合運営のノウハウを元に、リアルイベントのワンストップパッケージの販売をスタート。
どちらの事例も競技以外の部分で強みを持ち、武器として磨いてきた上での外貨獲得施策だと思います。
コーポレート部門はコストセンターと呼ばれることが多く、直接プロフィットを生まないケースが今までは多かった。しかし、優秀なコーポレート部門は稼げます。
余暇の奪い合い戦争に勝つことが命題となっているサッカーですが、世のビジネスと対峙した時、ジェフユナイテッド株式会社では一体何が武器・商材となるのでしょうか。
別に無理して稼ぐバックオフィスになれと説いているワケではありません。ただ、マーケ施策にしろ広報施策にしろ基本的には予算が決められてその枠内で出来ることに取り組む訳です。自分たちで稼げたら予算が増える→できることが増える→チームの価値も上がるという好循環が生まれます。
このクラブを変えられるのは、誰?
程度は違えど、ジェフに関わる多くの人が「このままだとヤバい」と感じていることでしょう。サポーターのみならず、スタッフや社員さんも。
移籍した選手たちも話すように、ジェフはアットホームでいい人が多いと感じています。そしてクラブを変えたいと思っている人も多い。
しかし会社とクラブを良い方向に向かわせようにも、ステークホルダーが多く何をどこからどうやって手をつければいいか定まっていないのが現状だと見受けられます。もったいない。(有料部分に後述します)
サポーター(いわゆるゴール裏団体)の意見が強いクラブや親会社の意見が強いクラブ、様々だと思います。
私自身もアウェイ含め基本的に全試合を現地観戦する強火タイプのサポーターですが、ここは一つ「スポンサー」の立場でクラブを見てみようかと。
大きめの企業で働いている方はわかると思いますが、プロジェクトを動かす際に内側から提案しても全然動かなかったのに外のステークホルダーの一声で動き始めたりするじゃないですか。
ジェフ内部で色々提案しても会社が動かない…なんて話も聞くので、少額ではありますがスポンサーからクラブへアプローチしたらどうなるかを試します。この記事に辿り着いたジェフの関係者さんは僕とグルになってください。
“物言う株主”なんて言葉がありますが、“物言うスポンサー”になってみます。
これからやっていくこと(予定)
まず「スポンサーするメリットあんの?」と聞かれるのですが、ほぼtoBの事業しか手掛けていないので弊社にはジェフサポの皆さんに買ってもらいたいものはありません!サッカーイベントやる時のチケットぐらい?
強いて言えば、やっぱりSNSのフォロワーが多いと助かることが多いのでフォロー&チャンネル登録してくれると嬉しいです。
本プロジェクトのことももちろん継続的に発信していきます。
Twitter:https://twitter.com/sweet_jef_music
今のところクラブに相談している内容はこんな感じ。
スタッフや関係者への取材
→選手じゃなくてスタッフにこそ話を聞きたい
(ビジネスパーソン向けコンテンツ作りたい)他チームのサポーターにスポンサー特典のチケットをプレゼントして試合観戦のレビューをしてもらいたい
→解像度の高いユーザーインタビュー&UGCの創出にもつながる目安箱として動くこと
→スタッフもツイ廃じゃないのでジェフサポ内で何が話題/問題になっているか追いきれない。トピックスをクラブに伝えるジェフサポ異能人材の活用とクラブアセットの利用
→やたらぶっ飛んでいる人材が多いジェフサポを活用し、クラブ黙認でクラブに関する広報活動を行う
もちろん実現が難しいこともあると思いますが、大人の本気遊びをしたいなと考えています。
もし私の企画がハマればクラブ側で引き取っていただきたいですし、ハマらなければイマイチだったね〜でいいんです。
まずは行動を起こすこと、これがジェフの何かが変わる一助になれば幸いです。
当然私一人じゃプロジェクトを動かし切れませんので、本プロジェクトを一緒に楽しんでくれる人を募集します!
ディスカッションはオープンにしつつ、どうしてもパブリックで発信しにくい企画のリリース過程などはクローズドで。
そして、参加側にご興味のある方は300円だけ課金してください。
ちなみに学生さんが課金した場合、もれなくフクアリでスタグルを奢るのでプラスで返ってきます。
個人の思いつきで立ち上げた企画ではありますが、ここまでお読みいただきありがとうございます。
せっかくなので意義ある取り組みができればと思っておりますのでぜひ応援してくださいー!
長々書いたけど、今年のジェフ期待してるのよ。頼むぜ。
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