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映画館でヒグチアイ新曲「誰」を聴く体験と引き換えに、怖い映画「あのコはだぁれ?」をやむを得なく観た。ヒグチアイが好きなおっさんの日記。

どうも。

まぁまぁ、良い感じで書けたと思った前回日記。スキが2個です(今日現在)

2個って…pinoより少ないやんけ。

これだけでもうホラーです。またウケないんじゃないかと思うと背筋が寒くなりますが、新しいネタが出来たのでサクッと書きます。いいんです、あなた達にどう思われようと。わたしはわたしのためのnoteを書きたい。

新曲「誰」

ホラー映画の主題歌ということで、苦手な私としては(ま、観なくても聴けるし)という立ち位置で日々聴いていましたが、関連キーワードでポスト検索すると、なかなかの評判ではないですか。

ヒグチアイ天才
エンディング良すぎる
主題歌で惹かれたの初めて

などなど。こんな色々言われていたら、やっぱり大好きズとしては観に行っとかなあかんかー、あのコはだぁれ。と、下手な関西弁で呟いたわたくしですが、ホラー映画は苦手。苦手というか嫌い。こわい。無くなれば良いのに。と常日頃思ってるので、万が一の場合(なにが?)を考えて家族を誘ってみました。

妻「無理」
娘「いいよー」

というわけで、我がパーティーの編成は2名。しかし物事を深く考えないお気楽な中3は、相方としては頼もしい。いざ、映画館へ。

上映期間終盤だし、チケット購入したときはガラガラだったので「いざという時はトイレの顔して逃亡しても目立たないな。よしよし」と無駄口を叩いていましたが、実際行くと満員御礼。お盆なんだから墓参り行きなさいよ、あなた達…そして着席。迷惑系長女はなぞのダイエットとかで、ポップコーン我慢してた。奴がキャラメルポップコーンを耐えるとはな。上映前からホラーが始まってた。

予告編スタート。楽しそうなお客ちゃん達を尻目に、ホラー映画好き?ように用意されたっぽい予告編の数々を無理やり見せられて萎える。

ポップコーンを貪る音。なぜか来てた幼児の発する音。うるさい学生たちの喋り声。普段であれば激ギレ対象の音の数々も、この日は現実の世界にいることを意識させてくれて、少しホッとする音だった。

映画始まった。

始まってすぐきた衝撃の場面で、隣の娘の脚に5回膝をトントンと。

カ・エ・リ・タ・イ のサイン。

えー、始まって数分のところですが、もう残りは思い出したくないからネタバレとか関係なしに省略します。え?作品の評価?

ずっと怖かった!!!
それしかないから!

だいたいね。主人公の渋谷凪咲がだめ。なってないわ。

「はい!そこ絶対行っちゃだめ!」ってところに凪ちゃんすぐ行くし「はい!そこ絶対開けちゃだめ!誰でもわかるぞ!」ってところ凪ちゃんすぐ開けるし「もう深く考えないで辞職しなさい!明日から学校来なければ解決!はい簡単!」ってところで凪ちゃん普通に出勤するし…

カンの悪い主人公だなと思いました。

※とか言ってますが渋谷凪咲大好きです。大喜利最高。

その後もこれでもかと訪れる恐怖画面のたびに小声で「もういいって…」を繰り返す父は娘の目にどう映ったのかな。怖くて聞けない。ニヤニヤ笑ってたけど。

物語の終盤は(もう終わろうよ。そんなたくさん○んでも誰も得しないって)の一念で。この頃の心境を正直言いますね。ヒグチアイのこと忘れてました。とにかく早く開放されたかった。

そしてびっくりエンディングのあと聞き慣れた声が。

「香るさん、大丈夫?顔が真っ青よ。そんなに冷や汗かいたら痩せちゃうね。うふふ」

というヒグチアイの脳内MCのあと「誰」を聞かせてくれました。念願の映画館の中でのヒグチライブです。苦難を乗り越えてやっと聴けました!

でも。

感動みたいなのは一切なくて。それどころじゃないと言うか。

この新曲ってさ、怖い映画のあとのエンドロールで流れる歌として、しっかり怖いんですよ。歌詞の中には上映中に散々苦しめられた恐怖の対象の人を思い起こさせる部分もあって。ポストで見たような感情はわかなかったなぁ。怖い怖いしつこいわ!って言われそうですが。ホラー映画苦手と高所恐怖症は来世で何とかします。

そりゃ俺だって、さすがヒグチアイだな!天才で美人で文豪!とか言いたいけど、これだけの思いをさせられた映画の主題歌です。ここで香るエース氏の「誰」のジャッジを発表させていただきます。私の評価はこちらになります!

ヒグチアイ新曲「誰」は…

怖い。

嫌いじゃなくて「怖い」だからね。お間違えの無いように。映画観たあとから聴く回数が激減しました。わがままとかランチタイムラバーとか聴くと安心してホッとしちゃう!

からの

ホントあのお母さんの怖さたるや…

ではまた。

あー怖かった。

香るエース。

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